2021年11月27日(土)・28日(日)に東京(TFTビル、江東区)において、第3回日本在宅医療連合学会大会を開催いたします。
第3回大会の基本テーマは「つながる」~在宅医療の実践とエビデンスの構築~といたしました。可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築が推進されています。在宅医療を受ける人が必要とする支援は一人ひとり異なります。在宅医療に携わる人びとには、それぞれの専門性を発揮しながら連携して在宅医療を受ける人を支援することが求められます。必要な支援を統合する役割も重要です。
在宅医療のよりよいあり方を探り、発展を図るために「在宅医療学」の確立が望まれます。そのためには自然科学と人文学、社会科学それぞれの分野の連携が必要です。それぞれの領域ごとに研究を進めながら、学際的に議論して在宅医療を俯瞰的に捉える必要があります。
在宅医療に関わる多くの人びとが第3回大会に集い、それぞれの専門領域および学際的な議論を深めたいと思います。しかしCOVID-19拡大が続く状況では、感染症が拡大する前のように大会を開催するのは困難です。そのため会場での開催とWeb開催を併用して大会を開催するように計画しています。第3回大会では在宅医療におけるCOVID-19への対応、ウィズコロナ時代の在宅医療のあり方についても議論いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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