プログラム

特別企画

40周年記念シンポジウム

7月10日(水)16:15−18:15 A会場(1F大ホール)

「日本DDS学会の過去を知って将来を考える」

座長
田畑 泰彦(京都大学)
演者
高倉 喜信(京都大学白眉センター)
回顧と展望:日本DDS学会の40年を振り返って
演者
松村 保広(株式会社凜研究所(がんセンター発ベンチャー)
EPR効果の研究から学んだこと
演者
片岡 一則((公財)川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター)
高分子ミセル構造の精密制御に基づく薬物・遺伝子デリバリーシステムの開発
演者
菊池 寛(DDS戦略ファーム)
日本DDS学会とともに歩んだ40年:企業研究者の立場から
演者
樋口 ゆり子(京都大学大学院薬学研究科)
これからのDDS研究に私は何ができるのか?~ DDSとwell-being ~
演者
武田 真莉子(神戸学院大学 薬学部)
DDS研究が創る・支える近未来の医療モダリティ
演者
眞鍋 史乃(星薬科大学、東北大大学院薬学研究科)
有機化学で DDS 研究に貢献する

米国ワシントン大学Allan S. Hoffman名誉教授
メモリアルシンポジウム

7月9日(火)12:30−17:00(3F中ホール)

バイオマテリアル・DDS研究の先駆者で我が国のバイオマテリアル・DDS関連研究にも多大な影響を及ぼされました米国ワシントン大学名誉教授Allan S. Hoffman先生が、 大変残念なことに昨年12月に91歳でご逝去されました。Hoffman先生の業績を讃えまして、 Hoffman先生にゆかりのある国内外の研究者にご講演を頂くシンポジウムを日本バイオマテリアル学会とともに企画し、 今回の学術集会と併設する形で7月9日につくば国際会議場で行うこととしました。
多数の皆様のご参加をお願い申し上げます。

主催
日本バイオマテリアル学会
共催
日本DDS学会
参加費
無料

特別講演

特別講演Ⅰ

7月10日(水)9:00-9:45 A会場(1F大ホール)

細胞内動態制御から革新的医薬品の創出へ

座長
長崎 幸夫(筑波大学)
演者
原島 秀吉(北海道大学 卓越教授)
原島 秀吉

特別講演Ⅱ

7月10日(水)13:30-14:15 A会場(1F大ホール)

ガットフレイル:その概念と病態

座長
長崎 幸夫(筑波大学)
演者
内藤 裕二 (京都府立医科大学 教授)
内藤 裕二

特別講演Ⅲ

7月11日(木)9:00-9:45 A会場(1F大ホール)

Extrahepatic delivery of siRNA, a theranostic approach

座長
菊池 明彦(東京理科大学)
演者
Ick Chan Kwon (KIST Principal Research Scientist)
Ick Chan Kwon

大会長講演

7月9日(火)17:00-17:45 

新たな挑戦の舞台へ

座長
田畑 泰彦 (京都大学)
演者
長崎 幸夫(筑波大学)

英語セッション依頼講演

Featured speaker 1

“Multicompartment Polyion Complex Micelles based on Triblock-Copolypept(o)ides with tailored Functionality in Cancer Therapy"

座長
白石 貢一(東京慈恵会医科大学)
演者
Matthias Barz
Leiden Academic Center for Drug Research (LACDR)
Matthias Barz

Featured speaker 2

“Modulation of Nitric Oxide for the treatment of inflammatory disease"

座長
甲田 優太(筑波大学)
演者
Won Jong Kim
Department of Chemistry School of Interdisciplinary Bioscience and Bioengineering  Pohang University of Science and Technology (POSTECH)
Won Jong Kim

Featured speaker 3

“Designing Polymer Assemblies for Therapeutic Nanoreactors and for Evading Macrophage Uptake"

座長
Youn Soo Kim(POSTEC)
演者
Tomoki Nishimura
Department of Chemistry and Materials, Faculty of Textile Sciences, Shinshu University
Tomoki Nishimura

Featured speaker 4

“Development of plant-derived nanoparticles as a new class of DDS"

座長
樋口 亜紺(温州医科大学、台湾国立中央大学)
演者
Shoko Itakura
Laboratory of Biopharmaceutics, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Tokyo University of Science
Shoko Itakura

Featured speaker 5

“Advances in Biomaterial Design for Ocular Pharmacotherapy"

座長
板倉 祥子(東京理科大学 薬学部 薬学科)
演者
Jui-Yang Lai
Chang Gung University
Jui-Yang Lai

Featured speaker 6

Cancer Theranostics

座長
西村 智貴
演者
Xiaoyuan Chen
National University of Singapore
Xiaoyuan Chen

Featured speaker 7

Biomaterial-Driven Osmosis for Advanced Biomarker Analysis

座長
吉冨 徹(物質材料研究機構)
演者
James J. Lai
Department of Materials Science and Engineering
National Taiwan University of Science and Technology, Taiwan
James J. Lai

シンポジウム

シンポジウム1

7月10日(水)9:45-11:45 A会場

「核酸医薬とDDSの変遷 ~次代を担う核酸創薬を目指して~」

シンポジウム
チェア
宮田 完二郎(東京大学)
佐々木 茂貴(長崎国際大学)
演者
佐々木 茂貴(長崎国際大学・薬学部)
核酸医薬の変遷と未来希望
演者
阿部 洋(名古屋大学大学院・物質理学専攻化学系)
化学を基盤とするmRNA医薬開発
演者
塩田 倫史(熊本大学・発生医学研究所)
核酸高次構造を標的とした神経疾患治療薬の開発
演者
金沢 貴憲(徳島大学・薬学部)
Nose-to-Brain型ナノDDSによる中枢深部領域への核酸デリバリー
演者
西川 元也(東京理科大学・薬学部)
生体との相互作用制御に基づく核酸医薬デリバリー
演者
宮田 完二郎(東京大学・大学院工学系研究科)
生体内バリアの克服に向けた核酸デリバリー技術の構築

シンポジウム2

7月10日(水)14:15-16:15 A会場

「免疫を制御するDDS:創薬・ワクチン開発への挑戦」

シンポジウム
チェア
位高 啓史(東京医科歯科大学・大阪大学)
吉岡 靖雄 (大阪大学)
演者
鈴木 勉(東大工 化学生命工学専攻)
修飾核酸の化学
演者
中神 啓徳(阪大医 健康発達医学)
非感染症疾患を標的とした治療ワクチン開発
演者
華山 力成(金沢大学 医学系 免疫学)
デザイナーエクソソームによる免疫制御とその品質管理
演者
吉岡 靖雄(阪大 微研)
DDSを基盤としたワクチン開発研究
演者
位高 啓史(東京医科歯科大学/大阪大学)
免疫を制御したmRNA投与と疾患治療への応用

シンポジウム3

7月10日(水)14:15-16:15 B会場

「DDS研究のためのex vivo三次元組織形成技術」

シンポジウム
チェア
古賀 宣勝(国立がん研究センター)
山本 雅哉(東北大学)
演者
小西 聡史(京都大学・iPS細胞研究所・臨床応用研究部門)
Ex vivo四次元イメージングを用いた呼吸器組織再生メカニズムの探求
演者
伊藤 弓弦(筑波大学・生命環境系)
MPSー生体機能再現を目指した創薬支援プラットフォーム
演者
横川 隆司(京都大学・大学院工学研究科・マイクロエンジニアリング専攻)
三次元血管網技術を基盤とするMicrophysiological systems (MPS)の開発
演者
津村 遼(国立がん研究センター・先端医療開発センター・新薬開発分野)
患者由来がんオルガノイドを用いた抗体医薬品の薬理薬効評価
演者
森 宣仁(産業技術総合研究所・細胞分子工学研究分野)
DDSの薬効薬理研究に向けた灌流オルガノイド技術

シンポジウム4

7月10日(水)14:15-16:15 D会場

「生体適合性から物質共生へのパラダイムシフト」

シンポジウム
チェア
荏原 充宏(物質・材料研究機構)
森 健(九州大学)
演者
山吉 麻子(長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科)
人工核酸の物質共生を可能とするエクソソーム随伴型DDS
演者
髙橋 大輔(慶應義塾大学薬学部)
腸内細菌-宿主の共生関係構築と物質共生への応用
演者
伊藤 美菜子(九州大学生体防御医学研究所アレルギー防御学分野)
脳内炎症の制御戦略
演者
中山 泰秀(バイオチューブ株式会社)
生体内組織形成術は異物から共生医療材料を産む
演者
戸井田 力(産業技術総合研究所)
リン脂質PSを活用する物質共生の促進戦略

シンポジウム5

7月11日(木)15:30-17:30 B会場

「製剤学に立脚したDDS研究の新展開」

シンポジウム
チェア
金沢 貴憲(徳島大学)
亀井 敬泰(神戸学院大学)
演者
亀井 敬泰(神戸学院大学)
融合タンパク質の設計に基づく海馬神経細胞への薬物標的化戦略
演者
田中 浩揮(東北大学)
LNP製剤の凍結・凍結乾燥等に関する近年の知見
演者
藤井美佳(株式会社資生堂 みらい開発研究所)
高分子量ヒアルロン酸の角層導入技術の構築と化粧品製剤への応用
演者
近藤 啓(静岡県立大学)
ナノファイバー化による経口DDS製剤の新たな価値創造
演者
石田 竜弘(徳島大学)
イオン液体を用いた中分子化合物の吸収促進技術の開発

シンポジウム6

7月11日(木)14:15-16:15 D会場

「活性酸素・窒素・硫黄種とレドックス関連分子」

シンポジウム
チェア
方 軍(崇城大学)
長谷川 麗(Pennsylvania State University)
演者
赤池 孝章(東北大学)
超硫黄生物学の新たな展開:超硫黄医療と社会実装
演者
異島 優(京都薬科大学)
内因性タンパク質を用いた一酸化窒素や超硫黄分子のデリバリーシステムの開発
演者
鳥海 拓都(島根大学)
組織特異的な活性酸素種の制御による運動パフォーマンスの向上
演者
長谷川 麗(Penn State)
高分子ミセルによる硫化水素およびポリサルファイドのデリバリー
演者
方 軍(崇城大学)
炎症・がん治療に向けるポリマーミセル型一酸化炭素のデリバリーシステムの開発

ワークショップ

ワークショップ1

7月10日(水)9:45-11:45 E会場

DDSの障壁となるがん微小環境をどう克服するか?

ワークショップ
チェア
長田 健介(量子科学技術研究開発機構)
畠山 浩人(千葉大学)
髙島 大輝(国立がん研究センター)
演者
木田 泰之(産総研)
膵がん治療におけるDDSの課題克服に向けて:CAFを主要因子と捉えた膵がん微小環境実験モデルの開発
演者
山本 祥之(筑波大学)
イリノテカン封入リポソーム製剤オニバイドの開発史と使用経験:抗腫瘍メカニズム、臨床開発、将来展望
演者
Horacio CABRAL(東京大学)
Engineering the Tumor Microenvironment with Nanomedicine
演者
田中 啓祥(岡山大学)
膵がん微小環境の線維化機序の解析と治療的制御法の開発
演者
向井 英史(長崎大学)
生菌製剤を用いた難治性がん治療の可能性
演者
畠山 浩人(千葉大学)
血管以外からのがんへの抗体・DDS送達は可能か?

ワークショップ2

7月11日(木)9:45-11:45 A会場

ドラッグとデバイスの融合によるDDS - アカデミア並びに企業研究の最前線 -

ワークショップ
チェア
小暮 健太朗(徳島大学)
粕川 博明(サナメディ株式会社)
演者
鈴木 亮(帝京大学)
超音波を利用した新たながん治療戦略の開発
演者
小暮 健太朗(徳島大学)
電気による新しいDDSの開発
演者
松元 亮(東京医科歯科大学)
在宅での服薬管理の質向上と無意識化のためにーマイクロニードル融合型DDSー
演者
山本 俊輔(武田薬品工業)
経鼻投与による脳への直接的薬物送達 ―社会実装への課題と期待―

ワークショップ3

7月11日(木)14:15-16:15 C会場

Next Generation DDSの創製 への挑戦 - 腸内環境とエネルギー代謝の観点から-

ワークショップ
チェア
池田 豊(筑波大学)
山田 勇磨(北海道大学)
演者
山田 勇磨(北海道大学)
オルガネラ標的型DDSが拓く新時代Nano medicine
演者
椎葉 一心(学習院大学)
古くて新しいミトコンドリア研究の最前線
演者
井上 亮(摂南大学)
腸内環境と疾病;腸内環境の改善と疾病の症状はリンクするのか
演者
池田 豊(筑波大学)
Gut-XX Axisを利用した難治性疾患治療への挑戦

ワークショップ4

7月11日(木)9:45-11:45 E会場

ニューモダリティー開発におけるハーモナイゼーションとレギュレーション

ワークショップ
チェア
川上 亘作(物質・材料研究機構)
石井 明子(国立医薬品食品衛生研究所)
演者
井上 貴雄(国衛研)
核酸医薬のレギュレーション(仮)
演者
石井 明子(国衛研)
エクソソーム製剤の品質評価とレギュレーション
演者
天水 大介(BMS)
ICH S12 ガイドライン「遺伝子治療用製品の非臨床生体内分布の考え方」の概要について
演者
松本 潤(PMDA)
細胞加工製品に関するレギュレーション

教育セッション

担当
中山 正道(東京女子医科大学)
荏原 充宏(NIMS)

第1部

7月9日(火)13:00~15:05(順不同)

演者
西山 伸宏(東京工業大学)
「高分子の精密設計に基づくナノDDSの研究」
演者
片山 佳樹(九州大学)
「免疫の仕組みと、それを利用するDDS」
演者
畠山 浩人(千葉大学)
「抗体・DDSの効果発現に適切な送達とは-がんを例に考える」

第2部

7月9日(火)15:20~16:45(順不同)

担当
中山 正道(東京女子医科大学)
荏原 充宏(NIMS)
演者
山田 勇磨(北海道大学)
「脂質ナノ粒子調製のイロハ」
演者
髙島 大輝(国立がん研究センター)
「DDS研究におけるがんモデルの選定」
演者
荏原 充宏(物質・材料研究機構)
「心をつかむ色選びとスライドの作り方」
演者
中山 正道(東京女子医科大学)
「DDS研究におけるリビングラジカル重合の活用」

企業プレゼンテーション

7月9日(火)13:00-16:15 部屋:201, 202

展示企業によるDDSのための最先端テクノロジー

担当
秋山 好嗣(東京理科大学)
上村 真生(東京理科大学)
菊池 明彦(東京理科大学)

企業名(発表順)

201会場
株式会社東レリサーチセンター
東レリサーチセンターの先端分析技術を用いたDDS総合解析
株式会社堀場製作所
ナノ粒子の粒子径解析手法とその選択
富士フイルム富山化学株式会社
リポソームの薬剤内包予測とCDMOサービス
三洋貿易株式会社
バイオ研究に役立つ粒子径測定 動的光散乱法と電気検知帯法について
旭テクネイオン株式会社
LNP製造システムとFFFによるナノメディスンの分離分析のご紹介
株式会社アントンパール・ジャパン
ナノからマイクロスケールを網羅する溶液・ゲル向け製品ラインナップ
株式会社三ツワフロンテック
研究開発を陰で支える科学技術支援商社の取組
~Directly Dedicated Solution~

島津製作所
分析計測技術を軸とした医薬品新規モダリティへの取組
マルバーン・パナリティカル
マルバーン・パナリティカルが提案するLNPの多目的物性評価と自動化技術の紹介
東ソー株式会社
サイズ排除クロマトグラフィーを用いたLipid Nanoparticle(LNP)など巨大粒子の分離
アクセリード(ARCALIS、PassPort Technologies)
アクセリードグループのニューモダリティDDS分野への挑戦
202会場
株式会社パウレック
Solvent-Freeリポソームの調製と滴下凍結乾燥の装置・事例紹介
大塚電子株式会社
DDS研究を支える大塚電子の粒子評価技術
JSR株式会社
脂質ナノ粒子DDSのための機能性脂質 CL4H6のご紹介
昭光サイエンス株式会社
用途別のユニークな粒度分布・ゼータ電位測定器の紹介
メイワフォーシス株式会社
フローナノアナライザーを用いたナノ粒子解析の最前線
~LNPの内包核酸コピー数とリガンド密度解析~

アンチェインドラブズ株式会社
LNP製剤の開発から製造、特性評価まで網羅するプラットフォームの紹介
DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社
高濃度製剤を希釈せずに信頼性の高い粒子径測定が可能な動的光散乱(DLS)測定装置
NanoLab3D及びその他の粒子分析装置・分子間相互作用解析装置のご紹介

株式会社アドバンテスト
「nanoSCOUTER™」による30nm未満DDS製剤粒子径、ゼータ電位の一粒子計測
ライフィクスアナリティカル株式会社
顕微・プロセスハイブリッドラマン計測とその活用
NTサイエンス合同会社
マイクロ流路技術のナノ粒子・マイクロ粒子DDS製剤研究開発への応用
クローダジャパン株式会社/橘経営合同会社
クローダジャパン/「クローダのご紹介と核酸デリバリーへのソリューション」
橘経営/「Micropore社膜乳化技術を用いたDDS Solution」

レフェイン・ジャパン
Mass photometerを利用したDDSの物性評価手法―新たな粒子サイズ解析方法のご提案―

英語セッション(ハイブリッド)

担当
甲田 優太(筑波大学)
Youn Soo Kim(POSTEC)
宮田 完二郎(東京大学)
樋口 亜紺(温州医科大学、国立中央大学)
白石 貢一(東京慈恵会医科大学)