このたび、第67回日本農村医学会学術総会を2018年10月10日～12日の３日間にわたって、 東京都江東区有明のTFTホールにて開催させていただきました。 多数の皆様にご参加いただき、盛会裏に学会を終えることができましたことを 厚く御礼申し上げます。

　今学会は、日本農村医学会学術総会と国際農村医学会学術総会の合同開催で、 国際色豊かな農村医学会となりました。 日本農村医学会では、学会長講演・金井賞受賞講演・特別講演1・2、教育講演、 シンポジウム1・2・3、一般演題327題、ランチョンセミナー18題が行われました。 シンポジウムでは「高齢化・生産人口減少社会の中での地域医療」をテーマとし、 「大都市圏・首都圏近郊」、「地方中核都市」、「中山間地」と大きく3つにわけ、 今後の日本農村医学会が取り組むべき大きな課題について、討論を行っていただきました。 国際農村医学会では、学会長講演、基調講演1～15、一般演題44題が行われ、 メイン会場では同時通訳を介し、世界11か国からの参加者と活発な意見交換を行い、 Rural Medicineをより世界的な視点で捉え考える良い機会となったと存じます。

　学術総会運営におきましては、準備段階や開催期間中多々至らぬ点があったことと存じますが、 皆様のご理解・ご協力をいただきつつ、無事に閉会できましたこと改めて厚く御礼申し上げます。