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 皆様 こんにちは。
 1年延期となりました第25回日本小児心電学会学術集会ですが、ようやく開催する運びとなりました。これまでお力添えくださいました多くの方々に感謝申し上げます。オンライン開催ではありますが、多数の演題応募をいただきました。抄録を読むだけでわくわくする、早く発表を聴きたくなる、素晴らしい演題ばかりです。プログラム構成は一般演題43題、特別講演1題、教育講演2題、シンポジウム2つ、と盛りだくさんです。以下に本学術集会のトピックスをご紹介させていただきます。
1) 様々な病態の成長期の心電図変化を学ぼう!
 今回のテーマは、「発達心電学のすすめ 様々な病態の心電図変化を学ぼう」です。胎児から思春期への発達過程で大きく変化する心電図は小児心電学の醍醐味です。健常者や様々な疾患者の心電図が発達過程でどう変化するかを知り、比較することが、疾患の早期発見や病態把握に繋がります。是非一緒に学んでいきましょう。特に性差は発達心電学の重要な鍵です。この領域で世界をリードする静岡県立大学薬学部の黒川洵子先生に第1日目(11/26)17時50分より特別講演を賜ります。さらに第2日目9時から、QT延長症候群、Brugada症候群、肥大型心筋症、肺動脈性肺高血圧の成長期・発症早期の心電図変化についてシンポジウムで学び、討論して参ります。シンポジストは各領域のTop Researcherの方々です。
2) 学校心臓検診はさらに進化する!
 今回、「第一回 学校心臓検診の未来を考えるシンポジウム」を開催させていただきます。小児心電図研究会と日本小児循環器学会心臓検診委員会のご発案により実現しました。日本の学校心臓検診は世界に類をみないシステムで、これまでに致死的疾患の早期発見などに成果を上げています。しかし現在でも、地域格差の解消、診断精度向上など様々な課題があります。さらに今後、AI導入が見据えられます。学校心臓検診の課題克服、さらなる進化、未来について、多領域の方々と考えるシンポジウムに是非ご参加ください。
3) 心電図レクチャー: 心電図って奥深い! 何問正答できる?
 多くの方々に心電学への興味を持っていただきたいです。そこで初学者も対象となるレクチャーを企画しています。担当いただく新潟大学医学部保健学科の池主雅臣先生の不整脈・心電図レクチャーは秀逸、必聴です。池主先生は、遺伝性不整脈から、カテーテル焼灼術、ディバイス治療まで幅広い領域に精通する、日本を代表する不整脈専門家のお一人です。今回は池主先生にご無理を申し上げ、講演の一部をクイズ形式とさせていただく予定です。是非皆さんご参加ください、
4) 子供たちへの心肺蘇生の伝道者になろう!
 さらに小児科領域講習単位も獲得(の予定)
 注目度急上昇! 心肺蘇生簡易版の普及を目指す新潟PUSH Project代表 高橋昌先生にご講演いただきます。一般市民に心肺蘇生を伝える大切さを再確認し、PUSH Projectインストラクターへの志が芽生えるはずです。聴衆を魅了する高橋先生のお話は時間を忘れさせます。本講演は、日本小児科学会専門医制度 小児科領域講習の認定を受けるため、申請を進めております。講演を完全に聴講し、講演後の確認問題の正答率が80%以上の方に小児科領域講習1単位を付与させていただきます。
5) 新潟の魅力を感じてください!
 新潟での本学会は2004年の佐藤誠一先生主催以来2回目となります。新潟は幕末開港5港の1つという歴史を持つ港町です。現在は政令指定都市となり、さらに魅力を増しています。新潟グルメというと、お米、魚、日本酒を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかしそれはほんの一部に過ぎません。洋食、ラーメン、蕎麦、笹団子など全てhigh quality!! 2020年春には待望の“ミシュランガイド 新潟”も発行されました。皆様に新潟の美味を満喫していただきたいですが、完全WEB開催なのはちょっと残念です。それでも新潟の魅力をお伝えできるよう、一般演題発表者の中から優秀演題賞や新人賞を選定し、副賞として新潟の名産を贈呈する予定です。
 本学術集会に参加し、勉強になって良かった。小児心電学に興味が湧いた。新潟好きになった。と言っていただけるよう準備を進めています。皆様の参加を心よりお待ちしております。