2021年10月22日（金）、23日（土）の2日間にわたって、第 9 回看護理工学会学術集会を開催いたします。本大会も前回に引き続き、COVID-19 による情勢を鑑みまして、オンライン開催とすることにいたしました。また、本大会は第23回日本救急看護学会と合同開催をいたします。
　この場をお借りして日々、医療の最前線でCOVID-19はもちろん、それぞれの地域の方々の命に寄り添っておられます看護職のみなさんには心より深い感謝とエールをお送りしたいと存じます。また、授業がほぼオンラインとなってしまった教育現場において短期間で教授方法の変更を余儀なくされ、学生を送り出した教員のみなさんの複雑な胸中も深くお察しいたします。このように日常生活行動も含めて一変させてしまったこの感染症対策において、本学会のテーマである「看護と理工学の連携が創出する次世代のヘルスサイエンス」は、若手研究者にとっては自分たちが主役となって自分たちの研究成果が新しい社会を構築していく原動力となるよう、そしてシニア研究者にとってはこれまで乗り越えてきたハードルへの処し方を若手にアドバイスしながらともに新たな時代への一歩を踏みだしていけるきっかけとなったらとの思いから生まれました。直接一堂に会することは叶いませんが、Webを通して他学会員との交流を深めていただき、活発な意見交換や共同研究が推進されることを期待しています。
　合同学会ならではの救急看護と理工学の共同企画を準備し、一人でも多くのみなさまにご参加頂けますよう、お待ちいたしております。