日程表・プログラム
日程表
詳細が確定次第、掲載いたします。
プログラム
学術集会長講演
いま、どうして認知症の緩和ケアを問うのか
- 座長
- 平原佐斗司
- 演者
- 小川朝生
シンポジウム
身体拘束最小化に関連した検討
- 座長
- 平岩千代子、森林朋英、鈴木みずえ
- 演者
- 佐久間りか、長尾能雅、稲葉一人、石川容子
2024年度の診療報酬改定で身体拘束最小化チームの強化が義務図けられたが、現場では、身体拘束の実施の有無に固執しがちである。身体拘束最小化の本来の目的は、認知症ケアの質の向上や認知症の人の尊厳をいかに守るかである。そこで、当事者・安全管理者・法律家・看護師などさまざまな立場のシンポジストからご意見を頂き、認知症の人の尊厳を守るための安全管理と穏やかな生活をめざした身体拘束最小化を考える。
BPSD、チャレンジング行動
- 座長
- 遠矢純一郎、鶴屋邦江
- 演者
- 井上真一郎、中西三春、村島久美子、佐藤勝宣
BPSD (challenging behavior)について整理する。
薬物療法については、精神症状緩和という本来の目的と薬理学的鎮静との誤解をとくために、薬物療法の基本から解説する。
非薬物療法については、日本版BPSDケアプログラムの国際共同開発の経緯と実際について紹介する。
認知症の軌跡を踏まえた支援
- 座長
- 森林朋英、吉際俊明
- 演者
- 佐藤香苗、後藤響、那須真弓
認知症の人のQOLを維持する上で、認知症がフレイルの一つであることを認識することは重要であるが、どうしても身体的な側面は見逃されがちである。療養のセッティングの違いをこえて切れ目のないケアを考える上で、認知症の軌跡を踏まえた支援を共有することが重要である。認知症の中核症状へのケアだけではなく、身体面を踏まえた包括的な支援について考える。
認知症の人とのコミュニケーション(しゃべり場)
- 座長
- 井上真一郎、鶴屋邦江、桑田美代子、日向園惠、立原玲、佐藤典子
- 演者
- 井上真一郎、名古屋譲、山下いずみ、谷向仁、岡本明大、
木野美和子、小川真寛、森本景子、副島紗彩
認知症の人の苦痛を緩和するために、私たちは、認知症の人とのコミュニケーションをとるのだが、認知症の人のニーズに沿ったケアになっているか悩むことがある。一人一人の認知症の人の緩和ケアにつながるコミュニケーションについて、3つの場面ごとに、様々な職種の方々の実践を参加者と共有し、明日からの実践に活かすことができればと思う。
特別講演
当事者から見た認知症支援のあり方(対談)
- 座長
- 小川朝生
- 演者
- 藤田和子
- インタビュアー
- 小森由美子
教育コンテンツ
認知症の緩和ケアアプローチとは?(国際的ガイドライン含む)
- 演者
- 小川朝生
末期認知症の人の人工的水分・栄養補給法について
- 演者
- 平原佐斗司
急性期入院時のせん妄の予防、評価、対策
- 演者
- 井上真一郎
日常生活援助における倫理
- 演者
- 吉岡佐知子
末期認知症の人への食支援・コンフォートフィーディングオンリー(CFO)
- 演者
- 調整中
認知症の家族ケアの基本的考え方
- 演者
- 川上千春
認知症に伴う精神症状(総論)
- 演者
- 内田直樹
身体拘束最小化のマネジメント
- 演者
- 日向園惠
身体拘束とは
基本的な考え方、世界の動向、我が国の政策動向
- 演者
- 平岩千代子
行動心理症状 (BPSD)へのアプローチの基本
- 演者
- 野澤宗央
パーソンセンタードケアと認知症の緩和ケア
- 演者
- 鈴木みずえ
タイムスケジュール、演者は決まり次第、更新いたします。