会長挨拶

日本小児看護学会第36回学術集会
会長 山下 早苗
静岡県立大学看護学部・看護学研究科
このたび、第36回学術集会を、徳川家康公が愛した駿府の地(静岡市)で開催させていただくことになりました。学術集会長として、皆様にご挨拶を申し上げます。
こどもを取り巻く保健・医療・福祉・教育の現場は、正解のない「不確か」な局面に多々遭遇しておりますが、こどもにとっての最善を模索し、良い看護を実践・探求しようとする組織には、対話による「組織の調和(ハーモニー)」が存在している様に思います。
第36回学術集会を開催するにあたり、「組織づくり」「組織の意思決定」「組織の調和」などの視点からも小児看護の未来を創造したいと考え、メインテーマを「こどもの力を育むチームのHarmony」として企画開催することに致しました。
第36回学術集会における企画委員会では、教育機関で教育・研究職に就く看護職と、保健・医療・福祉等の機関で実践に従事する看護職が融合した5つのチームを編成し、「臨床と教育研究機関の協働」「個の力(アイデア)と組織の力の融合(対話)」「サスティナビリティ」をチーム活動のモットーとし、魅力ある学術集会プログラムを作り、ウエルカムの心で企画運営しようと鋭意準備を進めております。
年に1度開催される学術集会はネットワークづくりの場であり、知を創造する者同士が集う祭典です。
2026年小暑の侯に、駿府に足を運び、「小児看護の未来」を語り合いませんか。
会場は東静岡駅に隣接しており交通アクセスが良い場所にありますので、風光明媚な駿府の土地や、地元ならではのお食事も十分堪能できると思います。
会場「静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ」で、
皆様のご参加を心よりお待ちしています!!
