日程表
 
 

・特別講演特別講演「新型コロナ時代と地域包括ケアシステム」
・ワークショップワークショップ「日常診療に治療ガイドラインは役に立つのか?
   ー外来うつ病症例ディスカッションを通じてガイドラインの使い方を学ぶー」
・共催セミナー
・イブニングセミナー
は、ライブ配信のみでオンデマンド配信はございません。

 

1会場

9:00~10:30
シンポジウム「精神科における訪問診療の意義について改めて考えてみよう」

 

概要:I016精神科在宅患者支援管理料1(ハ)2030点は令和3年4月から算定ができなくなる。精神科
   在宅患者支援管理料(イ)、(ロ)は精神科アクトチームを想定されたものであろうが、精神科訪問診察
   の対象者は、アクトチームでなければ対応できないような人たちだけなのだろうか。厚労省が行った実態
   調査でも地域で引きこもらざるを得ない人が110万人を超えることが明らかになっている。
   引きこもりの人たちの状況は皆同じではなく個別性が高い。対応の方法も当然個別性を求められる。アク
   トチームのような重装備ができない精神科診療所でも、それぞれの力量やマンパワーに応じて地域の中で
   できる役割が必ずあるはずだ。一人の精神科医とひとりの看護師または精神保健福祉士だけでもできる訪
   問診療を評価する診療報酬とはどのようなものが適切なのであろうか。2030点が高すぎるというのな
   らどのくらいが妥当なのだろう。小規模精神科診療所から問題提起と提言を行いたい。
座長:堤俊仁(つつみクリニック)
パネリスト:清水聖保(清水クリニック)、金陽平(つつみクリニック)
コメンテーター:三家英明(三家クリニック)

 

三家英明
(三家クリニック)
   

10:40~12:10
シンポジウム「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムにおける精神科診療所の役割」

 

概要:様々な勤務先で精神科医療に携わっている若手精神科医の視点を通して、それぞれの勤務先の現状と
   精神科診療所の地域で担うべき役割について検証する。
座長:上ノ山一寛(南彦根クリニック)、李利彦(李クリニック)
シンポジスト:上ノ山一寛(南彦根クリニック)、杉山直也(沼津中央病院)、藤井千代(精神保健研究所)

 

上ノ山一寛
(南彦根クリニック)

李利彦
(李クリニック)

杉山直也
(沼津中央病院)

藤井千代
(精神保健研究所)
   

12:20~13:20
共催セミナー1 大塚製薬株式会社

 

テーマ:飲酒量低減薬ナルメフェンの適正使用を考える-断酒と減酒の使い分けを中心に
座長:齋藤利和(札幌医科大学/社会医療法人博友会)
演者:宮田久嗣(東京慈恵会医科大学精神医学講座)

 

 

   

13:30~14:30
特別講演「新型コロナ時代における地域精神科医療のあり方をめぐって」

 

概要:長期化するコロナ禍の中で、精神科診療所では従業員の健康を守り、かつ、持続的な診療機能遂行を
   実現するために運営組織を守り切るための努力が続けられている。そこで、この状況下における地域
   精神科医療と関連活動について、厚生労働省のお立場からご講演を賜り、今後の取り組みに活かして
   いきたい。
座長:上田容子(神楽坂ストレスクリニック)
演者:佐々木孝治(厚労省 社会・援護局障害保健福祉部 精神・障害保健課 課長)

 

上田容子
(神楽坂ストレスクリニック)

佐々木孝治
(厚労省 社会・援護局障害保健福祉部 精神・障害保健課 課長)
   

14:40~16:10
シンポジウム「精神科医療と⾃死遺族会との連携-失なわれた命から学ぶ」

 

概要:本来、精神科医療と自死遺族会は、お互い理解を深め自殺予防に努めるはずのものであるが、これまで
   両者は疎遠といってよい関係であった。自死遺族会とお互いの理解を深めるための議論を行い、関係の
   強化をはかりたい。
座長:三木和平(三木メンタルクリニック)、浜垣誠司(高木神経科医院)
シンポジスト:里村淳(みずほ台病院)、張賢徳(帝京大学溝の口病院)、田中幸子(全国自死遺族連絡会)、
       和泉貴士(全国自死遺族連絡会)

 

三木和平
(三木メンタルクリニック)

浜垣誠司
(高木神経科医院)

里村淳
(みずほ台病院)

田中幸子
(全国自死遺族連絡会)
   

16:20~18:20
メインシンポジウム「コロナ時代の精神科クリニックの在り方をめぐって」

 

概要:新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、国民の生活様式も大きな変化を生じている。
   テレワークによる在宅ストレス、コロナうつ、コロナ不安、女性・若年層の自殺の増加などが言われてい
   る中、精神科クリニックの果たす役割は増大していると思われる。
   精神科クリニックの現状、果たすべき役割についてシンポジウムを行う。
座長:三木和平(三木メンタルクリニック)、神山昭男(有楽町さくらクリニック)
シンポジスト:大山美香子(志木北口クリニック)、阿瀬川孝治(汐入メンタルクリニック)
指定発言者:羽藤邦利(代々木の森診療所)、足立直人(足立医院)

 

三木和平
(三木メンタルクリニック)

大山美香子
(志木北口クリニック)

阿瀬川孝治
(汐入メンタルクリニック)
   

18:30~19:30
イブニングセミナー1 持田製薬株式会社/吉富薬品株式会社

 

テーマ:うつ病に対する抗うつ薬の臨床試験から学んだこと~プラセボ反応性と併存する不安症・不安症状への
    対応~
座長:三木和平(三木メンタルクリニック)
演者:上島国利(昭和大学名誉教授)

 

 

   

2会場

9:00~10:30
シンポジウム「若⼿精神科医から⾒た精神科診療所」

 

概要:様々な勤務先で精神科医療に携わっている若手精神科医の視点を通して、それぞれの勤務先の現状と
   精神科診療所の地域で担うべき役割について検証する。
座長:三原伊保子(三原デイケア+クリニック りぼん・りぼん)
シンポジスト:安藤久美子(聖マリアンナ医科大学 神経精神科教室)、森本志保(大塚クリニック)、
       内田直樹(たろうクリニック)
指定発言:三原茜(九州大学大学院医学研究院 精神病態医学)

 

三原伊保子
(三原デイケア+クリニック りぼん・りぼん)

安藤久美子
(聖マリアンナ医科大学 神経精神科教室)

内田直樹
(たろうクリニック)

三原茜
(九州大学大学院医学研究院 精神病態医学)
   

10:40~12:10
シンポジウム「精神科オンライン診療の実態調査と今後への提案」

 

概要:現在も SARS-Cov-2 感染症の蔓延により、クリニックでの対面診療には大きな支障がみられている。
   そのため厚生労働省も 2020 年3 月23 日から特別に、日精診の要望にのっとり、「慢性疾患の診療(新型
   コロナウイルス感染症・診療報酬上臨時的取扱)」の算定を精神科領域でも容認して、これまで来診され
   ていた患者さんの電話での再診・投薬に 147 点の診療報酬を加算することを認めた。
   しかしこれはあくまで臨時的取扱で、今後はこれらもオンライン診療に集約されるものと考えられる。
   現状での精神科でのオンライン診療を俯瞰して、今後安易なベンゾジアゼピン系薬剤の乱用などの危険性
   を阻止し、本来のオンライン診療がもつ特性を利用して、これまでとは異なった精神科医療のできるツー
   ルとして、どのように精神科オンライン診療の枠組みを形作っていくことがいいのか、会員とともに考え
   る機会としたい。
座長:淺野達藏(浅野神経内科クリニック)、丸田芳裕(岩沢神経科クリニック)
演者:窪田幸久(中央公園クリニック)、磯部昌憲(京都大学医学部附属病院)、
   津島豊美(つしまメンタルクリニック)、豊田裕敬(とよだクリニック)、
   岸本泰士郎(慶應義塾大学精神・神経科)

 

淺野達藏
(浅野神経内科クリニック)

丸田芳裕
(岩沢神経科クリニック)

窪田幸久
(中央公園クリニック)

磯部昌憲
(京都大学医学部附属病院)

津島豊美
(つしまメンタルクリニック)

豊田裕敬
(とよだクリニック)

岸本泰士郎
(慶應義塾大学精神・神経科)
   

12:20~13:20
共催セミナー2 武田薬品工業株式会社 / ルンドベック・ジャパン株式会社

 

テーマ:トリンテリックス効果が弱いと思って処方やめてませんか?~100例の処方例の検討から~
座長:山田和夫(横浜尾上町クリニック)
演者:村上健(村上医院)

 

 

   

13:30~14:30
特別講演「新型コロナウイルス感染症 アップデート」

 

概要:長期化するコロナ禍の中で、精神科診療所では従業員の健康を守り、かつ、持続的な診療機能遂行を
   実現するために運営組織を守り切るための努力が続けられている。そこで、これらの対応に必要な
   新型コロナ関連情報の最新版について、臨床医としてご活躍されている忽那賢志先生にご講演賜り、
   今後の取り組みに活かしていきたい。
座長:芦刈 伊世子(あしかりクリニック)
講師:忽那 賢志(大阪大学医学系研究科・医学部 感染制御学)

 

芦刈 伊世子
(あしかりクリニック)

忽那 賢志
(大阪大学医学系研究科・医学部 感染制御学)
   

14:40~16:10
企画講演「新型コロナウイルス禍と依存症関連問題」

 

概要:新型コロナウイルス禍により自殺や依存症関連問題の増加が懸念されている。野田先生には阪神淡路大震
   災以降の災害と依存症関連問題についてエビデンスからその関係をお話ししていただき、続いて森田先生
   には現在深刻な問題になっている虐待・家庭内暴力について、虐待・家庭内暴力に至る背景や課題、その
   対策をお話ししていただきと思います。コロナ禍の中で精神科診療所が依存症関連問題にたいして何がで
   きるか、できないかを考える講演にしたいと思います。
司会:辻本士郎(ひがし布施クリニック)
講師:森田展彰(筑波大学大学院人間科学総合研究科ヒューマン・ケア科学専攻社会精神保健学研分野)、
   野田哲朗(国立兵庫教育大学)

 

辻本士郎
(ひがし布施クリニック)

森田展彰
(筑波大学大学院人間科学総合研究科ヒューマン・ケア科学専攻社会精神保健学研分野)

野田哲朗
(国立兵庫教育大学)
   

16:20~18:20
ワークショップ「日常診療に治療ガイドラインは役に立つのか?
 ー外来うつ病症例ディスカッションを通じてガイドラインの使い方を学ぶー」

 

概要:精神科診療において、治療ガイドラインはまだまだ日常的には用いられていないのが現状である。
   そこで今回のワークショップではガイドラインとは何か、どのように使うべきかについての講義と
   うつ病の架空症例に対するグループディスカッションを通じて、ガイドラインの臨床での使い方に
   ついて学ぶことを目的として企画した。
司会・ファシリテーター:勝元榮一(かつもとメンタルクリニック)
ファシリテーター:安田由華(生きる育む輝くメンタルクリニック梅田本院)、
         橋本亮太(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神疾患病態研究部)、
         古郡規雄(獨協医科大学 精神神経医学講座)、
         山田恒(兵庫医科大学病院精神科神経科)、稲垣貴彦(琵琶湖病院)、
         福本健太郎(岩手医科大学神経精神科学講座)、
         徳満敬大(獨協医科大学 精神神経医学講座)

 

勝元榮一
(かつもとメンタルクリニック)

橋本亮太
(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神疾患病態研究部)

古郡規雄
(獨協医科大学 精神神経医学講座)

山田恒
(兵庫医科大学病院精神科神経科)

稲垣貴彦
(琵琶湖病院)

福本健太郎
(岩手医科大学神経精神科学講座)

徳満敬大
(獨協医科大学 精神神経医学講座)
   

18:30~19:30
イブニングセミナー2 大日本住友製薬株式会社

 

テーマ:統合失調症薬物療法におけるルラシドンへの期待
座長:窪田彰(錦糸町クボタクリニック)
演者:勝元榮一(かつもとメンタルクリニック)

 

 

   

3会場

9:00~10:30
シンポジウム「新型コロナ時代における職場復帰⽀援について」

 

概要:新型コロナの影響で、図らずも働き方改革が生じた。働き方も多様化が急速に進み、在宅勤務やオンライ
   ン化が促進された。
   その中でのメンタルヘルス不調による休業者の職場復帰、通勤するのかテレワークで開始するのか、その
   可否の判断をいかにするかなど、様々な視点から議論し、新たな時代の職場復帰のあり方を検討する。
座長:三野善央(みのクリニック)
演者:高倉俊二(厚労省 労働衛生課 課長)、髙野知樹(神田東クリニック)、
   田中和秀(ひつじクリニック)、有馬秀晃(品川駅前メンタルクリニック)

 

三野善央
(みのクリニック)

高倉俊二
(厚労省 労働衛生課 課長)

髙野知樹
(神田東クリニック)

田中和秀
(ひつじクリニック)

有馬秀晃
(品川駅前メンタルクリニック)
   

10:40~12:10
シンポジウム「精神科診療所における外国人診療の現状と今後の課題」

 

概要:2019 年に,日本全国の精神医療機関に対して実施された質問紙調査によれば、外国人の受診もしくは相
   談があったと回答した施設 55%であった。そのうち外国人の受診もしくは相談に訪れて困った経験が
   あると回答した施設が 36%,その背景には“言語面”や“文化的”背景が存在していることが指摘された。
   今後増加することが予想される外国人に対応すべく,外国人の受入れへの対応をめぐって、先進的に取り
   組み例を学びつつ、今後の課題について認識を共有し、深めていく機会としたい。
座長:阿部裕(四谷ゆいクリニック)、鈴木満(有楽町桜クリニック)
演者:岸本年史(秋津鴻池病院)、阿部裕(四谷ゆいクリニック)、李創鎬(泉保養院)、
   高柳喜代子(高田馬場さくらクリニック)

 

阿部裕
(四谷ゆいクリニック)

鈴木満
(有楽町桜クリニック)

李創鎬
(泉保養院)
   

12:20~13:20
共催セミナー3 Meiji Seika ファルマ株式会社

 

テーマ:身体疾患患者の抑うつ状態の発現メカニズム、評価、マネジメント:がんに焦点をあてて
演者:明智龍男(名古屋市立大学大学院 医学研究科 精神・認知・行動医学分野)

 

 

   

13:30~14:30
特別講演「新型コロナ時代と地域包括ケアシステム」

 

概要:長期化するコロナ禍の中で、精神科診療所では従業員の健康を守り、かつ、持続的な診療機能遂行
   を実現するために運営組織を守り切るための努力が続けられている。他方、地域包括ケアシステム
   を担う保健・医療・福祉関連領域でも多大な影響を受け、今後のあり方について不安、戸惑いが
   顕在化しつつある。そこで、日本医師会常任理事としてご活躍されている江澤和彦先生にご講演
   賜り、今後の取り組みに活かしていきたい。
座長:三木和平(三木メンタルクリニック)
演者:江澤和彦(日本医師会)

 

三木和平
(三木メンタルクリニック)

江澤和彦
(日本医師会)
   

14:40~16:10
シンポジウム「成人の発達障害診断を考える」

 

座長:大瀧 和男(かずおメンタルクリニック)、大嶋正浩(メンタルクリニック・ダダ)
シンポジスト:原田剛志(パークサイドこころの発達クリニック)、大瀧和男(かずおメンタルクリニック)
指定討論:村上伸治(川崎医科大学精神科)

 

大瀧 和男
(かずおメンタルクリニック)

大嶋正浩
(メンタルクリニック・ダダ)

原田剛志
(パークサイドこころの発達クリニック)

村上伸治
(川崎医科大学精神科)
   

16:20~18:20
シンポジウム「認知症からみた⽼いについて」

 

概要:後の超高齢社会を展望して、精神科診療所として何が出来るか考えたい。
座長:李利彦(李クリニック)
シンポジスト:三原伊保子(三原デイケア+クリニック りぼん・りぼん)、
       芦刈伊世子(あしかりクリニック)、古沢信之(こころのクリニック山形)、
       高橋幸男(エスポアール出雲クリニック)

 

李利彦
(李クリニック)

三原伊保子
(三原デイケア+クリニック りぼん・りぼん)

芦刈伊世子
(あしかりクリニック)

高橋幸男
(エスポアール出雲クリニック)
   

18:30~19:30
イブニングセミナー3 塩野義製薬株式会社/武田薬品工業株式会社

 

テーマ:ADHDに併存する精神疾患の診断と治療ー普通の精神科クリニックがADHDを診療する意義ー
座長:大髙一則(大高クリニック)
演者:上田均(もりおか心のクリニック)

 

 

   

4会場

9:00~10:30
ワークショップ「クロザビン(クロザリル)投与における精神科診療所の役割と課題」

 

概要:厚生労働省によれば、令和5年度末までに各都道府県の圏域全体に治療抵抗性統合失調薬=クロザビン
   (クロザリル)の処方率を25%~30%に普及することを目指して、それぞれの地域の実情を踏まえた地域
   連携体制を構築することとなっている。そのため、計画の策定にあたり、入院施設をはじめとする関連
   施設では対応の準備が喫緊の課題となっている。そこで、本ワークショップでは、先行している諸外国の
   実績や、国内で先行している医療機関の実績等について学びつつ、精神科診療所における役割と対応に
   ついて認識を共有する機会としたい。
座長:森岡壯充(森岡神経内科)
演者:来住 由樹(岡山県精神科医療センター)、稲田健(東京女子医科大学医学部精神医学講座)、
   水野 謙太郎(若草病院)

 

森岡壯充
(森岡神経内科)

来住 由樹
(岡山県精神科医療センター)

稲田健
(東京女子医科大学医学部精神医学講座)

水野 謙太郎
(若草病院)
   

10:40~12:10
ワークショップ「向精神薬と妊娠・授乳」

 

概要:3月8日に開催された、本年度高知県主催の周産期メンタルヘルス研修会に特別講演の講師として、
   この演題で講演され非常にわかりやすい内容でした。統合失調症、双極性感情障害、うつ病における
   妊産婦の再発の問題から、抗精神病薬、抗うつ薬、バルプロ酸とリチウムの催奇形性と授乳の問題に
   ついて詳しくお話しされました。非常にクリアーカットでわかりやすい内容でしたので、是非全国の
   先生方にお聞き願いたい
講師:鈴木利人(順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院)
座長:伊藤高(いとうクリニック)

 

鈴木利人
(順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院)

伊藤高
(いとうクリニック)
   

12:20~13:20
共催セミナー4 ヤンセンファーマ株式会社

 

テーマ:統合失調症のトータルケア~多職種で取り組む治療と支援~
座長:渡邉真里子(ちはやACTクリニック)
演者:西浦竹彦(にじクリニック)

 

 

   

13:30~14:30
ワークショップ「学会設⽴への取り組みをめぐって」

 

概要:外来精神医療費、特に「通院精神療法」は、改正毎に減点され続けている。(ピーク 時の-20%) これは
   今後も下げられる可能性がある。外来精神医療の充実のため、これは阻止しなくてはならない。厚労省は
   診療報酬要望に関しては、学会要望しか認めていない。そのため日精診においても早期の学会設立が求め
   られる。
座長:志津雄一郎(志津クリニック)
演者:里村淳(みずほ台病院心療内科)、勝元榮一(かつもとメンタルクリニック)、
   越川裕樹(石神井公園クリニック)、志津雄一郎(志津クリニック)

 

志津雄一郎
(志津クリニック)

里村淳
(みずほ台病院心療内科)

勝元榮一
(かつもとメンタルクリニック)
   

14:40~16:10
シンポジウム「精神科領域におけるバイオマーカーの診断や治療への応用と可能性」

 

概要:現在精神科においては決定的なバイオマーカーは存在しないが、血液検査、fMRI、自律神経評価、
   NIRS、遺伝子診断など様々な検査が診断や治療に応用するべく研究が行われ続けている。一方、コロナ
   禍においては長時間密接して行うような検査や対面診療が制約を受けていることもある。例えば昨年
   6月に日本老年精診医学会等の学会で出された注意喚起として、認知機能検査に関して所要時間はできる
   限り短時間で、長くて30分まで1時間を超えないことという指摘があった。そのような中バイオマーカー
   の活用は診療サポートの一手段として重要な役割になり得るのではないかと考える。ただし精神科領域に
   おけるバイオマーカーにおける臨床応用に関しては、他科と異なる面があり、元々バイオマーカーの活用
   に関しては深い精神科専門的知識がないと活用できないという意見もある。今回、バイオマーカーの活用
   方法および解釈方法などについて、認識を深められるようなシンポジウムを行いたい。
座長:寺田浩(あおいクリニック)
シンポジスト:糸川昌成(東京都医学総合研究所)、榛葉俊一(静岡済生会総合病院)、
       岡﨑康輔(奈良県立医科大学 精神医学講座)

 

糸川昌成
(東京都医学総合研究所)

榛葉俊一
(静岡済生会総合病院)
   

16:20~18:20
シンポジウム「わが国における大規模調査からわかる双極性障害治療におけるヒント」

 

概要:日本臨床精神神経薬理学会と日本精神神経科診療所協会の合同プロジェクトとしてMUSUBIがスタートし
   7年目を迎えました。準備期間2年を経て、これまでに3千例超のデータが登録され、3年転帰まで調査が
   終了、本年は5年目の調査年にあたります。プロジェクトの目的は、世界初のリアルワールドにおける精
   神科薬物療法の実情や患者さんの就労をはじめとした社会状況などを明らかにすることで、今後の精神科
   薬物療法に活かすことにあります。このような大規模調査研究は世界的にも稀有であり、メーカーやファ
   ンドの介入は一切排除されており、いわゆるバイアスゼロの高純度リサーチとなりました。既に数本の原
   著論文が主要な欧文誌に受理され掲載されております。研究班では日精診の先生方の膨大な臨床経験を、
   多角的なエビデンスとしてブラッシュアップし国内外に問うことを最大の目的としており今回のシンポジ
   ウムでは1年後、3年後の長期維持治療の解析結果が明らかにされ未だ明らかになっていない双極性障害治
   療におけるヒントが提供される予定です。
座長:後藤英一郎(心和堂後藤クリニック)、枝川浩二(枝川クリニック)
演者:本郷誠司(ひもろぎクリニック)、近野祐介(産業医科大学医学部精神医学教室)、
   高野謹嗣(関西医大医学部精神神経科学)、菅原典夫(獨協医科大学医学部精神神経医学講座)

 

後藤英一郎
(心和堂後藤クリニック)

枝川浩二
(枝川クリニック)

本郷誠司
(ひもろぎクリニック)

近野祐介
(産業医科大学医学部精神医学教室)
   

18:30~19:30
イブニングセミナー4 MSD株式会社

 

テーマ:大人の発達障害の診断と治療~併存する精神疾患、睡眠障害の対処法~
座長:髙野知樹(神田東クリニック)
演者:太田晴久(昭和大学発達障害医療研究所)

 

 

   

※内容は予告なく変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。