謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび、公益社団法人日本精神神経科診療所協会(日精診) 2021年度定時総会 第27回(通算48回)学術研究会を2021年9月12日(日)、COVID-19の感染拡大のためWEBにて開催することとなりました。
本来であれば6月に仙台で開催する予定でしたが、1年延期となり、WEBでの開催となり、大会長も日精診会長の小職が務めることになりました。副大会長を上ノ山一寛副会長、実行委員長を神山昭男副会長が努め、オール日精診の布陣で臨むことになりました。
テーマは「コロナ時代における外来精神医療のあり方をめぐって」として、幅広い観点からシンポジウムや講演を行う予定です。厚生労働省、日本医師会、学術専門家の先生からの講演も予定しております。メインシンポジウムでは、在宅勤務(テレワーク)の急激な増加による在宅ストレス、コロナ不安やコロナうつの問題なども取り上げる予定です。新しい生活様式の中で、ソーシャルディスタンスが強調され、人との会話が減り、孤立する方も少なくありません。2020年の自殺者数は11年ぶりに増加となり、特に女性と若年層の増加が目立っています。コロナ禍での自殺対策についてもシンポジウムを行う予定です。
4アカウントで実施する予定ですので、1日ではありますが最大24のプログラムが可能です。精神科専門医更新ポイントや産業医更新単位の取得も可能にしたいと思っております。日精診は1700余名の会員を擁しており、半数以上の参加を見込んでおります。
末筆ながら、COVID-19の一刻も早い終息と各位の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 |