対面ワークショップ
日 程 | 2025年11月30日(日)10:00 ~ 16:15(実研修時間:5時間) |
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会 場 | 明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区神田駿河台1-1) |
受講上の留意点
午後のワークショップ会場は椅子が固定されており、木製で固めです。また、手荷物や上着は座席周りで各自管理していただくことになります。あらかじめご了承ください。
参加申込
- 参加登録ページの「参加登録フォーム」からお申し込みください。
- 申込は先着順です。
- 定員に達したワークショップから受付を終了します(申込ボタンがクリック出来なくなります)。
参加証・領収書
- 事前に『マイページ』から「参加証」をダウンロードして印刷してください。
- 当日は、「参加証(名札)」を付けてご参加いただきますので、忘れずにご持参ください。名札ケースは会場にて準備します。
- ご不明な点は運営事務局にお問合せの上ご準備ください。
単位交付(予定)
日本公認心理師協会 専門認定単位 | テーマ別研修 分野共通 5単位(日心協正会員対象) (「単位取得について」ページを参照) |
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臨床心理士更新ポイント(4群) | 参加者の3割以上が臨床心理士の場合、申請予定 |
プログラム
【午前の部】基調講演/対談(ワークショップ1~5共通)
基調講演/対談「基調講演/対談」は、学術集会(12/7)の招待講演2で配信されます。
「調和と心理職 分断と葛藤の歴史を踏まえて」
schedule11月30日(日)10:00 ~ 12:00
- 講師
- 東畑 開人(白金高輪カウンセリングルーム)
信田 さよ子(原宿カウンセリングセンター)
- 定員
- 450名
【午後の部】5つのワークショップ会場に分かれて開催
ワークショップ1【福祉領域】
福祉領域で働く心理専門職のアイデンティティ形成
schedule11月30日(日)13:15 ~ 16:15
- 講師
- 松井 健太(川崎市中部リハビリテーションセンター)
岩崎 光太郎(児童養護施設れんげ学園)
逵 健志(社会福祉法人有隣協会 自立支援センター北寮)
- 司会
- 河田 幸子(東京公認心理師協会 福祉領域委員会)
- 定員
- 95名
概要
福祉の現場では、一見“心理”から離れたように見える業務の中で、私たちの専門性や役割に「ゆらぎ」を感じることも少なくありません。今回、児童養護やリハビリテーション、生活困難支援など様々なフィールドで実践を重ねてきた方々をお招きし、現場でのリアルな経験や工夫を共有いただきます。「心理職として、私たちはどう生きるのか」という問いを新たな視点で見つめ直し、自らの専門性に希望を持てる時間にしたいと思います。
ワークショップ2【医療領域】
一緒に考えよう、医療保健領域で働く私たちのキャリア
schedule11月30日(日)13:15 ~ 16:15
- 講師
- 中関 遥(日本大学医学部附属板橋病院)
内田 竜人(平川病院)
冨岡 直(三井記念病院)
上島 奈菜子(駒澤大学)
- 司会
- 小林 清香(東京公認心理師協会 医療保健領域委員会)
- 定員
- 95名
概要
医療保健の現場で働く中で、私たちはどのようにキャリアを築いていけるのでしょうか。今回は、心理職としての歩み始め、中堅・ベテラン期、臨床から養成への転身など、さまざまな立場の話題提供者を迎えます。本ワークショップを通して、これからの自分のキャリアについて一緒に考える時間にしてみませんか。
ワークショップ3【教育領域】
学校における災害時のメンタルヘルス支援について
schedule11月30日(日)13:15 ~ 16:15
- 講師
- 冨永 良喜(兵庫教育大学 名誉教授)
- 司会
- 上野 綾子(東京公認心理師協会 学校臨床委員会)
吉武 洋平(東京公認心理師協会 災害対策委員会)
- 定員
- 110名
概要
昨年の能登半島地震をはじめ、災害はいつどこで起こるかわかりません。学校でもSCや心理職として対応することが求められますが、災害時にどのような活動をしたらいいか、という不安もあります。本ワークショップでは、講義とグループワークを交え、学校における災害時支援の基本と枠組みを学ぶ場にしたいと思います。災害時支援の経験のある・なしに関わらず、児童生徒に安心・安全を提供できる力を身につけましょう。
ワークショップ4【司法領域】
支援者の傷つきとセルフケア ― やさしいフォーカシング ―
schedule11月30日(日)13:15 ~ 16:15
- 講師
- 森川 友子(九州産業大学)
- 司会
- 西田 俊男(東京公認心理師協会 司法関連領域委員会)
- 定員
- 70名
概要
フォーカシングは、自分の体験にゆったりと注意を向けて、確かめ、丁寧に表現していく技法です。司法領域での支援は、被支援者の傷つきを代理的に体験しながら、その根本を癒すことができないという無力感がつきものの仕事であるといえます。本ワークショップでは、代理受傷について理解するとともに、支援者の自己メンテナンスに役立つようなフォーカシングのワークを体験していきます。心の地面に降り立つような時間になればと思います。
ワークショップ5【産業領域】
人的資本経営と今後の心理支援のあり方
schedule11月30日(日)13:15 ~ 16:15
- 講師
- 白井 志之夫(ほづみ教育心理研究所 市ヶ谷カウンセリングセンター)
菅 優一郎(日本航空株式会社)
- 司会
- 佐藤 岳(東京公認心理師協会 産業領域委員会)
- 定員
- 80名
概要
昨今の「人的資本経営」の本格化に伴い、経営戦略や人財戦略が全国規模で変容を遂げる中で、組織に関わる心理援助職のあり方について、新たな課題や留意点の確認と共有を図る機会といたします。当日はJALの人財戦略に携わる、MBAで公認心理師の菅 優一郎氏をお招きし、東京公認心理師協会の白井産業領域委員長との対談形式で課題を共有します。ご参加の皆さんのディスカッションも含め、この変化のチャンスを共に生かしましょう。