研究発表 演題登録
会員の皆様から、広く研究発表を募集します。大会を盛り上げるのは皆様のご発表です。
多くの皆様の申し込みをお待ちしております。
研究発表とは、発表者が行った調査や研究および実践活動を、一般的には「目的」「方法」「結果」「考察」に整理して報告するものです。
本大会では、「口頭発表」と「ポスター発表」にて研究発表を募集します。
口頭発表では、発表テーマごとに座長を設けて発表者の皆様をお迎えします。
研究発表(口頭発表/ポスター発表)を予定されている会員の方は、本ページ「演題登録フォーム」からご登録ください。
演題登録期間
- 2024年6月3日(月)~ 8月31日(土)
発表形式/カテゴリー
- 研究発表には、口頭発表とポスター発表があります。いずれもオンラインで行います。
- カテゴリー(発表種別)には、以下の2つがあります。
演題登録時に、希望のカテゴリーを選択してください。①調査・実験研究
②実践研究
実践研究について
実践研究は、心理学的手法に則ってデータを収集し心理統計で解析を行い考察する、といった一般的な調査・実験研究とは異なります。実践研究の発表は、公認心理師が活躍する現場での実践活動での気づきを、共有の臨床実践の知としていくためのものです。お互いの経験を共有し、心理支援の質を向上させるために、みなさまの工夫を実践研究という形で分かち合いたいと思います。
このように日本公認心理師学会学術集会では、「調査・実験研究」で得られた知見と、「実践研究」で見出された臨床実践の知を、どちらも大切にしていきます。
公認心理師の実践にはさまざまなものが含まれますが、いくつかを例示しますのでご参照ください。
公認心理師の役割 | ゲーム障害 | 多職種連携 |
子ども臨床 | 学校臨床 | 摂食障害 |
大学生/青年期に関する調査研究 | 公認心理師に関する調査研究 | COVID-19心理支援 |
トラウマ・依存症 | 職場メンタルヘルス支援 | こころの健康やこころの育ちなど予防啓発的な実践 |
アディクションなど特定テーマに関するグループアプローチの実践 |
応募資格
- 筆頭発表者は、日本公認心理師協会(日心協)もしくは千葉県公認心理師協会(千葉県師協会)の【正会員】に限ります。
日心協もしくは千葉県師協会に入会申込をし【正会員】として筆頭発表者となる場合は、入会申込日を記載してご応募ください。 - 共同発表者は、「学術集会への参加登録」は必須ではありません。
ただし、日心協「会員」の方で、専門認定にかかる単位交付を希望する場合は「学術集会への参加登録」が必要です。 - 非会員で共同発表される公認心理師の方は、できるだけ正会員になっていただき、会員相互の情報交換にご参加ください。
入会はこちらから
発表方法
1. 口頭発表 *Zoomミーティングによる発表
お一人の発表時間12分、質疑8分です。
視聴者からの質問はzoomのチャット機能を利用して受け付けます。
類似テーマ3題程度毎にグループ分けを行い、それぞれ座長が進行を務めます。
2.ポスター発表
所定の形式(PDF)でポスターデータを作成いただき、オンライン大会ページに掲載します。
会期中は参加者に自由に閲覧していただき、質疑用掲示板で、参加者からの質問を受け付けます。
発表要件
- 口頭発表は、抄録の提出、当日の発表をもって発表が認められます。
- ポスター発表は、抄録の提出、ポスター(発表資料)の提出、学会ホームページ内の掲示板での参加者からの意見や質問に対する回答をもって発表が認められます。
- 演題タイトルに特定の地域名や機関名を記載することについては、応募時に慎重にご判断ください。演題タイトルも採択に関する審査の対象となります。
原則としては、次の例のように一般的な表現で記載されることを推奨します。
(例 「A相談室」 → 「私設相談室」「大学付属の相談室」など )
なお、日本公認心理師学会の機関誌「公認心理師:実践と研究」の編集規程・投稿規程・執筆のためのガイドラインは、以下よりご覧いただけます。
抄録の記載内容について
抄録は参加者に公開され、文書として記録に残るものです。
抄録「本文」の内容記載について、ご提出前に以下の点についてご確認をお願いいたします。
抄録の本文の構成・論の流れについて
- 「目的」:研究あるいは実践の目的。何について考察する研究なのかについて記載。
- 「方法」:目的のための方法。個人情報への配慮など、倫理的配慮に関する記述を含むこと。
- 「結果」:結果データ、あるいは実践の経過や現状の報告。
- 「考察」:結果をもとにした考察。目的に応じた考察内容を含むこと。
特に発表内容に事例の提示を含む場合には、
- 事例提供についての本人の承諾
- 本人が特定されないような記述内容への配慮
- オンライン学会で発表することについて本人から書面での同意を得ること
の3点についての十分な配慮をし、このことを倫理的配慮として抄録本文内に明記してください。
必ずしも上記の流れに沿う必要はありませんが、研究発表としては、おおむね以上の内容についての記載が必要です。
抄録本文での個人や機関が特定される可能性のある表現への配慮について
- 機関の固有名称の表記は、原則として避けること。なお、研究において特に表記が必要となる妥当な理由がある場合にはこの限りではない。
- 「当院」「本学」「筆者が所属する機関」などの表記についても「A病院」「県立A病院」「A大学附属病院」「Aクリニック」「A大学」「A女子大学」「A相談センター」などと表記を改めること。
- 機関の個別性・特殊性が考察内容と関連する場合においては「○○指定医療機関であるA病院」「P県の離島に立地するA医院」などと個別性を別に表記して考察に反映し、機関名の特定を避ける配慮をすること。
- 研究倫理審査を受けた研究においては「A大学の研究倫理委員会の承認を受けた(承認番号○○)」などと表記することが望ましい。
抄録本文の記載内容への配慮は上記のとおりです。
なお、発表者の氏名と所属は抄録本文とは別に記載(抄録にて公開)されることになりますので、オンライン学会で発表すること(所属機関名が掲載されること)について所属機関の責任者の同意を得ておくことが望ましいです。
専門認定にかかる単位取得について
日本公認心理師学会 学術集会では、日本公認心理師協会の専門認定にかかる「テーマ別研修」の単位を取得することが可能です。
演題登録フォームの【共同発表者の登録】の際、共同発表者の日心協【会員番号】を正しくご登録ください。
研究発表で取得できる単位数(上限2単位)
- 筆頭発表者
- 2単位
- 共同発表者
- 1単位
日心協「正会員」の「研究発表」単位は、会期終了後約2ヶ月程度で、会員マイページの「専門認定」ページに自動的に反映されます。
ただし、参加登録されていない(参加費を納入していない)場合は、単位交付の対象になりません。ご注意ください。
事前リハーサル ※予めご予定ください。
- 事前リハーサル日程
- 2024年12月14日(土)11:00 ~ 17:00の内、1時間程度
- 運営事務局で指定いたしました時間にて、事前リハーサル(動作・接続確認、音声・スライドの確認、注意事項の連絡等)を行います。
- 当日のスムーズな運営のため、筆頭発表者の方は出来るだけご参加ください。
- 会期当日(12月15日)は、事前リハーサルは行いません。
- 口頭発表は、座長が進行を務めます。
演題登録フォームに記載の「筆頭発表者のメールアドレス」宛に、座長から連絡させていただく場合があります。予めご了承ください。
採否の連絡
大会実行委員会で採否を決定し、2024年9月下旬(予定)に、筆頭発表者にメールでご連絡します。
演題登録に関するお問合せ先
第4回日本公認心理師学会学術集会 運営担当
株式会社プロコムインターナショナル
〒135-0063 東京都江東区有明三丁目6番地11 TFTビル東館9階
TEL:03-5520-8822 E-mail:jacpp4@procom-i.jp