対面ワークショップ
日 程 | 2024年12月8日(日)10:00~16:30(実研修時間:5時間) |
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会 場 | 千葉大学教育学部(西千葉キャンパス) 千葉市稲毛区弥生町1-33 JR総武線 西千葉駅 北口より教育学部まで徒歩約12分 京成千葉線 みどり台駅より教育学部まで徒歩約10分 |
参加申込
- 対面ワークショップ(WS)は、会員(日心協会員/千葉県師協会会員)対象です。
- 参加登録ページの「参加登録フォーム」から、学術集会と同時にお申し込みください
(対面WSのみを申し込む場合の参加費は8,000円です)。 - 申込は先着順です。
- 定員に達した会場から受付を終了します(申込ボタンがクリック出来なくなります)。
単位交付(予定)
- 日本公認心理師協会 専門認定単位:テーマ別研修5単位交付予定
- 臨床心理士更新ポイント:参加者の3割以上が臨床心理士の場合、申請予定
プログラム
ワークショップ1
schedule12月8日(日)10:00 ~ 16:30
「新しい事例検討法PCAGIP(ピカジップ)の理論と研修」
- 講師
- 村山 正治(九州大学名誉教授・東亜大学客員教授)
- 定員
- 50名
概要
村山先生がご考案された事例検討法であるPCAGIP(ピカジップ)法は、ロジャーズのパーソン・センタード・アプローチに基づいた、報告者も、参加者も、安心して事例検討ができる手法です。そして、この手法は多領域(小中高・大学院・児相・養護・産業・看護・医療・福祉・矯正・行政)で活用できます。
ワークショップでは、午前中にその理論についてご講義いただき、午後は実際にこの手法を使った事例検討を体験します。
ワークショップ2
schedule12月8日(日)10:00 ~ 16:30
「オープンダイアローグを体感的に学ぶワークショップ」
- 講師
- 森川 すいめい(ゆうりんクリニック)
- 定員
- 100名
概要
オープンダイアローグとは1984年にフィンランドの精神医療の文脈の中で「開かれた対話」をする意図を持って生まれた活動です。しかし対話によって可能性が開かれることは必ずしも安全ではありませんでした。彼らは試行錯誤を続け現在の形にたどりつきます。彼らが何を大事にしたかったのかを体感するような時間にしたいと思っております。
ワークショップ3
schedule12月8日(日)10:00 ~ 16:30
「しなやかさを育む子どもの認知行動療法~安心と元気を届ける~」
- 講師
- 松丸 未来(東京認知行動療法センター)
- 定員
- 100名
概要
本ワークショップでは、子どもの認知行動療法を臨床に取り入れられるようになることを目指します。まず、認知行動療法の視点から子どもの心理的問題を理解し、それを図式化し相談者と共有するケース・フォーミュレーションを作り、そして、対処レパートリーを増やすための様々なテクニックの取り組み方をワークをしながら紹介します。子どもたちが自己理解を深め、うまく自分や人と関わり、ウェルビーイングが高まる支援ができるような内容にしたいと思います。
ワークショップ4
schedule12月8日(日)10:00 ~ 16:30
「不適切養育にさらされている子ども・家族への支援~子どもたちの声を聴いて~」
- 講師
- 渡邉 直(千葉県中央児童相談所)
- 定員
- 150名
概要
虐待を受けた子どもの回復にはとても時間がかかります。そうなる前の努力として、トラウマに配慮した話し方や「機中八策」のオレンジカードを地域の共通言語として浸透させるなど、ボトムアップアプローチを援用して生活の場を“安全”にすることが大切です。また、予防的支援の視点を念頭に置いて、つらくて怖い思いをしている子どもの声をどのように聴いていくかも重要です。
福祉だけでなく、教育、医療等、様々な現場のみなさまと共有できればと思います。