学術奨励賞応募
会員の皆様方へ
日本組織適合性学会では、平成17年度より若手学会員の学術研究を奨励する「学術奨励賞」を設けております。学術奨励賞は「組織適合性ならびに免疫遺伝学の分野における、秀でた学術的研究を若い学会員に奨励するために優れた若手研究者を表彰し、もって当該分野の発展に寄与すること」を目的としております。
上記の趣旨に則り、平成30年度の日本組織適合性学会の学術奨励賞候補者を、以下の要領で公募いたしますので、奮ってご応募ください。
助成内容
平成30年度・学術集会大会(第27回大会:松本市)に応募された一般演題で、さらに学術奨励賞にも応募された演題の中から、特に優秀と認められた演題の筆頭演者(応募者、原則として平成30年4月1日時点で満45才以下)に、学術奨励賞を授与いたします。授与件数は若干名で、賞金5万円あるいはそれ以下の副賞の授与を予定しております。
学会賞・学術奨励賞について(学会ホームページ)
応募資格
本学会の正会員(当該年度大会までに正会員となる者を含む)であり、以下の条件をすべて満たす者とする。
- 組織適合性ならびに免疫遺伝学の分野に関する学術研究において、その内容が優れていること。
- 当該年度の会費を納入済みであること、または当該年度の学術集会大会までに正会員として会費を納入すること。
- 学術奨励賞を受賞した者は、原則として次年度以降も正会員を継続すること。
- 当該年度の学術集会大会に、筆頭演者として演題を応募すること。
- 応募しようとする演題の内容において、応募者が中心的な役割を果たしていること。
- 応募しようとする演題の内容が、本学会に未発表であること。
- 受賞後にMHCへ原著論文あるいは総説を執筆できること。
- 過去3年間に学術奨励賞を受賞していないこと。
- 学術奨励賞の応募者は当該年度の 4月1日において、原則として45才以下であること。
応募方法
学術奨励賞に応募しようとする会員は、大会(学術集会)の一般演題申込み締切り日までに、本大会Webサイト上で(1)演題抄録を登録する際に、下記の(2)学術奨励賞・登録用紙をダウンロードして必要事項を記載し、本Webサイト上に抄録と共にアップロードしてください。この操作により、学術奨励賞への応募が完了します。あるいは登録用紙を学術集会運営担当・プロコムインターナショナル社(jshi27@procomu.jp)あてに、メールで送信して頂いても結構です。
(1)演題抄録
一般演題に応募した抄録
(2)学術奨励賞への「登録用紙」
登録用紙の1頁目に、演題名、演者(全員)、所属(全員)、および応募者(筆頭演者)の氏名、生年月日、年齢、連絡先住所、電話番号、FAX番号、 e-mailアドレスを記入する。2頁目以降に、(1) 応募した研究の背景、(2) 研究の意義、(3)日本組織適合性学会との関わり(これまでの関わりと、今後の方針・計画など)を、項目ごとにそれぞれ300~400字程度にまとめてください。
平成30年度日本組織適合性学会学術奨励賞応募様式
選考および結果通知について
受賞候補者は学会会場で、「学術奨励賞応募演題」として口頭発表を行う。なお応募者が多い場合には、事前に書類選考を実施する。事前選考で選ばれた演題のみが最終選考の対象となり、事前の書類選考で選ばれなかった演題は、一般演題として発表される。
理事長、学術賞担当理事、学会賞選考委員、ならびに学術賞担当理事が選考した若干名の評議員によって構成される、学術奨励賞選考委員会が登録書類と学術奨励賞応募演題の発表の内容を評価する。奨励賞選考委員会は、学術奨励賞応募演題の演者の中から、若干名を受賞候補者として選考した後に、これを理事長に推薦して承認を得る。なお、委員が受賞候補者と緊密な利害関係にある場合は、当該候補者の審査には加わらないものとする。当該年の学術集会大会中に選考結果を公表し、表彰式を実施する。
受賞者にかかる義務について
- 学術奨励賞受賞者は、助成が行われた研究課題に関する報告書 (様式は別途通知します)を、日本組織適合性学会事務局(hlajimu@m.u-tokyo.ac.jp)あてに提出する。
- 受賞後原則として3ヶ月以内に、受賞課題に関する原著論文あるいは総説をMHCへ投稿する。
助成金の使途
使途について特に制限はないが、学術奨励賞であることの趣旨を理解のうえ、適切に使用するものとする。なお、受賞者は使途とその内訳を前述の報告書に記載する。
問い合わせ先
本件に関しての問い合わせは、応募方法等については学術集会運営担当・プロコムインターナショナル社(e-mail:jshi27@procomu.jp)あてに、また学術奨励賞の規則等については学術賞担当理事・西村泰治(e-mail: mxnishim@kumamoto-u.ac.jp)あてに、お願いいたします。