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◆演題分類カテゴリー:上級演題

国際シンポジウム ※公募、一部指定

IS-1:Education of Hernia Surgery. How do you invite young surgeons to the hernia world? How do you use hernia surgeries for the educations of young students and residents?
 ヘルニア手術は比較的短時間の手術である。しかし、その手技は多様であり、外科手術の基本を網羅するものである。ヘルニア手術を学ぶことは外科手技全般の習得にとってもを有用であると同時に、外科の魅力を医学生や研修医に伝える有用なツールとなりうる。ヘルニア専門家を志す外科医に対する手術手技教育は、過去本会においても討論されてきたが、今回はヘルニアを通して外科の魅力を伝えていく方法について、国際的な視点から探っていただきたい。

シンポジウム

SY-1:鼠径部ヘルニア症例登録制度の可能性を探る - NCD全国登録 vs. 専門医限定登録
 鼠径部ヘルニアの至適術式などを探求するためには、多くの症例の登録と追跡調査が不可欠である。しかし、症例数と扱う施設が多すぎるという理由から、NCDでは基本13項目以上の登録項目増加を認められなかった。その結果、学会独自でのサンプル登録等を早々に開始し、本会の外に向けて結果を発信していかないと本会の孤立化を招きかねない事態となっている。本セッションでは、実現可能なデータ構築、データ数や偏りなどの問題をいかに減少させるか、その結果をどう発信していくかなどについて、ピンチをチャンスに変えるべく建設的な討議をしていただきたい。
SY-2:医学生・研修医に対するヘルニア教育の実態とあるべき姿は
 日本の医学教育の中心は大学病院である。しかし全国の大学病院において、鼠径部・腹壁ヘルニアの手術が何件行われているのか、それが外科の教育にどのように使われているのかは、大学間の差異が非常に大きく。何が望ましい姿なのかも議論されていないのが実情である。本セッションでは、全国80大学の実態調査結果を発表したのち、症例数や教育方針の異なる大学の代表者間で、ヘルニアをいかに教育していくかのみならず、いかにしてヘルニアをツールとして外科教育の中で生かしていくかを議論していただきたい。
SY-3:Evidence from Japanを発信していこう - どうすれば比較試験はできるのか
 International Guidelines for Groin Hernia Management(2018)では、前方切開による腹膜前腔メッシュ留置法が「実験的医療に限るべき」と記載されるなど、我が国で主流である術式の多くがエビデンス不足と判定されている。しかし、この事実に対してあるEHSのドクターは「もっと日本からevidenceを出してくれ」と語っていた。HERNIAへのfrom Japanの論文も増えつつあるが、まだまだevidence levelの高いものは少ない。本セッションでは、どうすれば多くのevidence from Japanを発信していけるのかを討論していただきたい。
SY-4:「前立腺手術後」 だけじゃない! 手術前後の他疾患と鼠径部ヘルニア手術をどう両立させていくか
 前立腺手術後の症例に上手に鼠径部ヘルニア手術をやりましたという発表は、近年本会でも相次いでいる。しかし、前立腺以外の手術後のヘルニアや、逆に鼠径部ヘルニア手術が将来の前立腺手術に問題を起こさないのかといった点に、今までヘルニア外科医は無関心であったのではあるまいか。本セッションでは、前立腺癌術後に限らず、他疾患手術と鼠径部ヘルニア手術の共存について、第一線で活躍している泌尿器科医と同席で、広く鼠径部近傍の骨盤部の手術のあるべき姿を論じていただきたい。
SY-5:女性外科医の役割を探る - ヘルニアこそ女性外科医の活躍の場
 外科医の不足が社会問題化しているが、その一方、外科を目指す女性医師は相対的に増加している。手術時間や周術期管理の点から、女性外科医にとってヘルニア手術は最適な分野となりうるし、逆にヘルニア診療にとって女性外科医が望ましい点も少なからずあると思われる。本セッションでは、実際に医療の職場と私生活の両立を成し遂げている女性外科医を中心に、ヘルニア外科の意義についてワークライフバランスなども含めた広い視点での討論をしていただきたい。

ビデオシンポジウム

VS-1:発生部位別に考える、腹壁ヘルニア手術のベストプラクティス - ここのヘルニアだからこの方法を選んだ
 腹壁ヘルニア発生の原因、様式、部位は多様であり、その術式適応は症例ごとに考えねばならないことも多い。近年の治療方法の進歩に伴い、ともすればメッシュの種類やアプローチ法などの手技素材に目が行きがちだが、その反面、病変を発生部位などの病態で分類すれば、術式の適応不適応、注意・禁忌事項など治療指針確立に向けて整理していける項目も少なくないと考えられる。本セッションでは実際の腹壁ヘルニア(瘢痕ヘルニアに限らない)治療症例を提示していただき、その発生部位別(正中・上下腹部・側腹部・腰背部)などに分けて、それぞれで術式の適応や注意事項を、利点欠点をも含めて検討し、学会による治療指針確立に向けての討論をしていただきたい。
VS-2:再発鼠径部ヘルニア症例のベストプラクティス - だから私はこの方法を選んだ
 初発鼠径部ヘルニアの術式選択は、特殊な症例を除けば、ほとんどが患者の病態によってではなく、施設の方針あるいは患者の希望によって決定されている。しかし、再発鼠径部ヘルニアは、言うなれば全例が特殊な症例であり、本来その術式は病態によって決定されるべきである。本セッションでは、再発鼠径部ヘルニアの術式を規定する患者病態を中心に、ベストプラクティスを討論していただきたい。
VS-3:腹腔鏡下鼠径部ヘルニア手術はどう進化する? - ロボットか, 3Dか, 4K/8Kか
 鼠径部ヘルニアのロボット手術が日本においても始まった。前方切開法と腹腔鏡法は全く異なる視野で行なわれる手術であり、その優劣の結論は一概にはつけられない。それに対し、ロボット手術と腹腔鏡手術は基本的に同じ視野で同じ動作を行なっているもので、議論の焦点は限られている。ロボットに注目が集まる時代であるが、腹腔鏡機材も細径化, 軟性鏡、3D、4K/8Kなどの進化は著しい。腹腔鏡下鼠径部ヘルニア手術が今後どのように進化すると考えられるかを、画像機材を中心に医療経済なども含めた視野で議論していただきたい。
VS-4:低侵襲手術としてのLPECの可能性を探る - 若年成人はもちろん、高齢者にこそLPEC?
 若年者には内鼠径輪の脆弱化はない、あるいは非de novo型ヘルニアは小児でなくても腹膜縫縮適応が考えられるという根拠で、LPEC手術の成人若年者への適応が徐々に拡大されてきている。さらに、内鼠径輪の脆弱化がある高齢者で、de novo型ヘルニアであったとしても、低侵襲でありかつ短期間であれば再発も防げるという理由でLPECの適応があるのではという、全く別の発想での適応拡大も検討されている。本セッションではLPEC手術の適応拡大の可能性を、若年成人のみならず高齢者を含め、リスクベネフィットの観点から検討していただきたい。

パネルディスカッション

PD-1:女性鼠径ヘルニアの至適治療法を考える - 神経はどうする? メッシュの適応は? 術後の妊娠は?
 女性の鼠径ヘルニアは全体の症例数こそ少ないが、子宮内膜症やNuck管水腫、妊娠などの特殊な類似併存疾患や注意すべき病態は少なくない。さらに、近年の解剖知識の普及によって、知覚神経をどう扱うべきかという問題も明らかになってきた。本セッションでは、女性ヘルニアを一定数以上扱う施設、あるいは特殊な症例を扱ったことのある先生に経験を議論していただき、女性鼠径ヘルニア診療の方向性を確立していきたい。
PD-2:なぜこのデバイスは臨床の現場から消えていったのか
 ヘルニアの治療において、メッシュをはじめとする人工的デバイスの果たしている役割は、他の外科領域に比べ段違いに大きい。デバイスも毎年のように進化しており、新製品の良い点が発表されることは本会でも過去に多々の例がある。その一方で、様々な理由で医療現場から消えていったデバイスや、なかなか普及していかないデバイスも少なくない。本セッションでは、後から振り返ると欠点のあったデバイス、あるいは優れているのに入手できなくなってしまったデバイスなどの事例を挙げていただき、デバイスの開発・供給に医師や学会がどのような役割を果たしていくべきなのかを議論していただきたい。
PD-3:先生ならどうしますか? - 複雑な腹壁瘢痕ヘルニアの治療戦略
 腹壁瘢痕ヘルニアは他のヘルニアと比べ、発生様式が多彩であることが特徴であり、時として非定型的な治療の工夫を求められる。当然ながら、その修復方法も使用するデバイスも多種多様であり、どの修復法を用いるかは術者によって大きく考え方が異なっている。本セッションでは演者に具体的症例のデータを提示していただき、それをどう治療していくのかを各演者間さらにはフロアも含めて、生で討論して、修復方法決定のキーポイントは何なのかを明らかにしていただきたい。治療成功例だけではなく、術後の合併症や再発を来たした症例なども対象とし、修復方法の反省点なども討論の対象としたい。
 注)本セッションの参加応募の方には、抄録として症例の病歴と問題点を「症例発表」(術前カンファレンス仕様)で応募していただきます。審査の段階で、演題登録とは別に、「術前写真」や「CT画像」などを提出して頂きます。参加決定後は、画像を含む全ての演題のデータをあらかじめ全演者に送付して治療方針を検討していただき、本番のセッションでは時間の大半をdiscussionとする形式で開催する予定としております。
PD-4:短期滞在ヘルニア手術を安全に行うには - コメディカルの視点も含めて
 短期滞在型手術は国策としての医療資源の効率的利用にも則った方策であり、今後も増加が見込まれる。鼠径部ヘルニアの短期滞在型手術は、他の疾患に先んじて普及しつつあるが、これを安全かつ効率的に行うには、手術や麻酔などの医療技術の問題だけではなく、コメディカルの協力、患者の教育、経営者の意識改革など様々なハードルが存在する。本セッションでは、短期滞在型手術を確立した、あるいは確立しようとしている施設間で、医療技術以外の、確立のキーポイントや困難な点を討論していただきたい。
PD-5:鼠径部ヘルニアの術前画像診断はどこまで必要なのか
 鼠径部ヘルニアの術前画像診断の方法は本会でも何度か議論がなされ、各方式のコツや利点欠点が明らかとされてきた。手術に当たって、術前の画像診断情報があるに越したことがないは間違いのない事実だが、そもそも、どのような病態で画像診断が必要であるのか、高額な画像診断機器を有していない施設はどうすれば良いのかは未だ結論は出ていない。また、一度画像診断を行なったとなると、ヘルニア以外の病変も見逃してはならないという問題もあり、画像診断医のマンパワー不足なども生じてくる。本セッションでは、画像診断施行が困難な施設を中心に、画像診断の適応や必要性を議論していただきたい。

ワークショップ

WS-1:鼠径部解剖のポイント - エキスパートと語る 「まずここから覚えよう!」
 近年の鼠径部解剖学の知識の発展は目覚ましいものがある。陰部大腿神経や死冠動脈といった、過去の教科書では見かけることのなかった用語が、ヘルニア専門書では当たり前のように書かれるようになってきた。しかし、その解剖は一般の外科医にとっては難解であり、どうやってその重要性を広く浸透させていくのかが課題となっている。本セッションでは、解剖のエキスパートの1人である朝蔭直樹先生に講師役を、若手医師に生徒役を務めていただき、質疑応答形式で、どの解剖が重要なのか、どこが一般外科医には分かりにくいのかを討議していただきたい。
 注)本セッションでは「生徒役」の参加応募の方には、鼠径部解剖解説の何が分かりにくいのか、どうすれば専門の知識を一般外科に広められるかの考えを抄録として提出していただき、本番のセッションでは時間の大半を「先生」と「生徒」の質疑応答とする形式で開催する予定としております。
WS-2:若手に多くの術式を伝授するにはどうしたら良いのか - 自分が得意としない術式をどう教える?
 鼠径部・腹壁ヘルニアは修復の基本的考え方は同じであっても、様々な術式が存在する。若手外科医がどの術式を習得していくかは、その所属施設、直属上司の指導によって決まってしまい、無批判にその術式を信奉するようになると言っても過言ではない。真に適切な術式の判断を下すには、複数の術式をマスターするべきであることに議論の余地はないが、臨床の現場では困難なことが多い。本セッションでは、自身や所属施設がどうやって術式の幅を広げていったのかを発表していただき、客観的判断を下せるヘルニア外科医を育てていく方法を議論していただきたい。
WS-3:正直に語ろう!術後早期合併症 - 私のリカバリーショット
 術後早期合併症を発生率などの数値として発表されることはあるが、個々の症例での合併症発生背景や、それをいかにしてリカバリーしたかが具体的に語られることは少ない。しかし、後進にとっては先輩の経験した予期せぬ事態とそれをいかにリカバーしたかから学ぶことは多々ある。このセッションでは、ヘルニア手術の術後早期合併症と、それをどうやってリカバリーしたかの経験を勇気を持って語っていただき、早期合併症を防ぐための手術適応、術式選択などを具体的に明らかにしていただきたい。
   

【お問い合わせ先】

 

第18回日本ヘルニア学会学術集会 運営事務局

株式会社プロコムインターナショナル

〒135-0063 東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館9階

TEL:03-5520-8821  FAX:03-5520-8820 E-mail:hernia18@procomu.jp

   

 


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