大会長挨拶

ご挨拶

謹啓 時下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、第58回日本理学療法学術研修大会は、日本理学療法士協会の役員を中心に開催準備を進めているところでございます。

 大会のテーマを「活力ある理学療法士~技能を繋ぐその先のキャリア」とし、理学療法士の仕事の「働きやすさ」と「働きがい」について学び、考える機会となる研修会を企画いたしました。

 会員の臨床技能を高めることを目的に、日本理学療法学術研修大会がリニューアルされ7年が経ちました。2025年には、我が国に理学療法士が誕生して60年の節目を迎えます。そこで、本大会では、理学療法士が臨床技能をどのように発揮してきたかについて日本理学療法士協会の事業を振り返り、日々の業務の中に生かせる企画、学会との連携につながる企画、今後のキャリア形成の一助となる企画など、幅広いテーマを準備しております。

 仕事への誇りが持て、仕事による成長が体感できるためには、個人の努力はもちろんのこと、上司や同僚のサポート、ロールモデルの存在、キャリアラダーの提示など、組織の役割も大きいと考えられます。未来に向けてワーク・エンゲージメントを高める個人の資源、仕事の資源を豊富に持てるような方策を提案します。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。