プログラム

プログラムは、変更となる場合もございます。

確定プログラムは後日掲載されるPDFをご確認ください。

企画意図の詳細はクリックしてご確認ください。

会長講演

コンフリクトから調和を生み出す家族との伴走

演者
瓜生 浩子
(高知県立大学看護学部 教授)
座長
野嶋 佐由美
(高知県立大学 名誉教授)

特別講演

“見えない障害”が家族に巻き起す不調和とともに生きる

講師
柴本 礼
(一般社団法人日本ケアラー連盟 理事、イラストレーター)

高次脳機能障害の当事者家族、高次脳機能障害の夫と暮らす日常をコミックエッセイにした『日々コウジ中』『続・日々コウジ中』の著者。

座長
瓜生 浩子
(高知県立大学看護学部 教授)
  • 企画意図

    高次脳機能障害は外見からは障害がわかりづらく「見えない障害」とも言われ、障害によって家族内や家族外とのトラブルが日常的に引き起こされる。次々と巻き起こる家族内外の不調和に振り回されながらも、必死で対応し続けている家族の生の声をお聞かせいただき、家族に生じる不調和といかにして共存していくか、揺れ続けながらも持ち堪えている家族の中核にあるものは何かなどについて理解を深める。

教育講演Ⅰ

システムとしての家族に生じるコンフリクトと成長

講師
中垣 真通
(子どもの虹情報研修センター 研究部長、日本家族療法学会 教育研修委員)
座長
服部 淳子
(愛知県立大学 副学長・看護学部 教授)
  • 企画意図

    コンフリクトを抱える家族をシステム論的等の家族療法的視点から読み解き、コンフリクトを家族の成長の機会として捉え、膠着した家族システムに変化を起こしていく家族療法の考え方や方略について学ぶ。

教育講演Ⅱ

調和を生み出すためのバウンダリーへの注目と家族メディエーションの試み

講師
渡辺 裕子
(NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会 理事長)
座長
長戸 和子
(高知県立大学看護学部 教授)
  • 企画意図

    家族成員間の意見の相違によりコンフリクトを抱える家族への支援として、家族のバウンダリーに注目することの重要性、そして開発中のメディエーションの手法を取り入れた介入モデルについてご紹介いただき、対立した状態からいかにして調和を生み出していくかを考える。

シンポジウムⅠ

コンフリクトをどう読み解くか -臨床哲学・法律・経営の視点から考える

シンポジスト
堀江 剛
(大阪大学 大学院人文学研究科 教授)
吉田 満梨
(神戸大学 大学院経営学研究科 教授)
中島 香織
(あさひの風法律事務所 弁護士)
座長
山崎 あけみ
(大阪大学 大学院医学系研究科保健学専攻 教授)
本田 順子
(兵庫県立大学 地域ケア開発研究所 教授)
  • 企画意図

    コンフリクトの捉え方、発生する原因や解決策は、様々な専門分野によって異なる部分も多い。看護以外の学問分野では、取り扱われるコンフリクトをどのように読み解き、解決策を講じているのかなどをご紹介いただき、コンフリクトという現象を新たな視点・切り口から捉えるヒントを得る。

シンポジウムⅡ

コンフリクトを抱える家族に調和を生み出す家族支援専門看護師のわざ

シンポジスト
関 隆裕
(株式会社総合医療サポート 訪問看護ステーションいちごの花 家族支援専門看護師)
星川 理恵
(高知大学医学部附属病院 家族支援専門看護師)
野々山 敦夫
(愛知県医療療育総合センター中央病院 家族支援専門看護師)
座長
櫻井 大輔
(東海大学 医学部看護学科 講師/家族支援専門看護師)
藤原 真弓
(地方独立行政法人堺市立病院機構堺市立総合医療センター 家族支援専門看護師)
  • 企画意図

    臨床現場の第一線で活躍されている家族支援専門看護師の方々に、コンフリクトを抱える家族への関わりの実際についてお話しいただき、卓越した看護実践のわざを学ぶ。

市民公開講座

「医療的ケアを受けている子どもと家族の未来へつながる選択」

話題提供者
平田 エミ
(脳性まひの子どもを育てる母親、『おなかのボタン』作者)

『おなかのボタン』は、脳性まひで胃ろうを造設した息子さんをベースにした絵本。同作品は、2026年2月に第70回高知県出版文化賞受賞。

石浦 光世
(関西医科大学看護学部 講師/小児看護専門看護師)
司会
中野 綾美
(高知県立大学 大学院看護学研究科 特任教授)
  • 企画意図

    脳性まひの子どもを育てていく上では、子どもの成長発達の過程で、生命やQOLの維持のため様々な意思決定が求められる。家族は、十分な知識や情報もなく、先も見通せない中で、子どもにとっての最善とは何かと迷い続けながら代理意思決定を行っていく。この代理意思決定において、家族は何を大事にしたり、手掛かりにしたりしながら、どのようにして家族としての合意形成を図り決断していくのか、どのような支援を求めているのかなど、家族の語りを通してその体験への理解を深める機会とする。