日本薬剤学会第39年会ラウンドテーブルセッション企画公募のご案内
ラウンドテーブルセッション
ラウンドテーブルセッションとは、お互いが平等で自由闊達に忌憚ない意見を交換することを特徴とするセッションで、薬剤学・製剤学に関する直面している問題や新しい研究課題をテーマに、当該分野の専門家のみならず関心を持つ研究者が一堂に参集し、ディスカッションを通じて問題解決のための方策や新しいサイエンスの研究戦略を見出すことを目的としています。
本年会では、ラウンドテーブルセッションの時間枠を3日間で6枠確保いたしました。例年通り、できるだけ幅広い分野からの企画を募集したいと思います。オーガナイザーは、日本薬剤学会の会員であれば、年齢、大学・企業、職階等は一切問いませんので本学会会員の皆様方からの提案を広く歓迎致します。特にフォーカスグループの委員をされている先生方におかれましては、是非この機会をフォーカスグループ活動の一環としてご活用いただきたく思っております。
- 開催日時は、年会組織委員会と相談の上、選考委員会が決定します。
- 希望日時をご指定されてもご意向には添いかねますので予めご了解ください。
- オーガナイザーは2名とします。
- 演者は、原則として日本薬剤学会の会員とします。ただし、非会員を演者にする場合には、1名を限度として認めることがあります。
- 討論主題は、一般のシンポジウムで対象とするような幅広いものではなく、テーマを絞り、その内容に関して深く掘り下げた討論をおこなってください。参考までに第38年会での討論主題を下記に記します。
「核酸医薬品の活性最大化のための超分子薬剤学の世界」
「現場で活きる!製剤技師の知恵と経験」
「アクティブターゲティング技術の現状、課題、将来展望について考える」
「臨床現場からの声に製剤学的アプローチで応えるためには」
「創製・物性の面からイオン液体を考える」
「スペシャルポピュレーション投与設計のためのファーマコメトリクス」 - ラウンドテーブルセッションのセッション時間は2時間とします。
- 演者は基本2名、最大でも3名とし、討論を中心としたプログラムを編成してください。
- 最低でも1時間以上の討論時間を設けるようにしてください。
- 応募の段階で演者の承諾をとらなくても結構です。
シンポジウムについて
ラウンドテーブルセッションでは、シンポジウムの内容と重複を避けて採否を決定したいと考えております。実施予定の各シンポジウムのタイトル(いずれも仮題)およびオーガナイザーの先生方は以下の通りです。(順不同、敬称略)
学術シンポジウム1 | 細胞材料を素材とする創剤研究 山田勇磨(北海道大学)、高橋有己(京都大学) |
---|---|
学術シンポジウム2 | 脳神経疾患治療を標的とする製剤・動態・DDS研究イノベーション 金沢貴憲(徳島大学)、内田康雄(広島大学) |
学術シンポジウム3 | 臨床情報に基づくドラッグ・リポジショニング研究 奥田真弘(大阪大学医学部附属病院)、桂 敏也(立命館大学) |
学術シンポジウム4 | 医薬品製剤におけるナノ構造体の物性研究最前線 東 顕二郎(千葉大学)、山本 克彦(武田薬品工業(株)) |
学術シンポジウム5 | DDS/治療標的を見据えたトランスポーター研究の新展開 保嶋 智也(名古屋市立大学)、前田 和哉(北里大学) |
学術シンポジウム6 | 放射線が切り拓くがん治療の最前線 木村 寛之(金沢大学)、戸邊 雅則(日本メジフィジックス(株)) |
レポートについて
- 年会終了後、討論内容と結論に関して簡単なレポートを作成していただきます。
- ご提出いただいたレポートは「薬剤学」に掲載いたします。
- 執筆要領は、各ラウンドテーブルで1000〜1500文字程度(図、写真(=1枚当たり400文字相当)が入る場合はそれを含む)です。
応募について
- 応募ファイル(企画申請書)をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、下記の運営事務局までメール添付にてお申し込みください。
締切りました。
お問い合わせ先
公益社団法人 日本薬剤学会第39年会運営事務局
E-mail:apstj39@procom-i.jp
応募締切
2023年11月13日(月)
2023年12月初旬に、応募された方へ採否の結果をメールにてご案内いたします。
学生主催シンポジウム SNPEE2024
趣旨
例年、薬剤学に関わる学生の研究室・大学間の垣根を超えた活発な交流を推進することを趣旨として、学生主催シンポジウム“SNPEE (Student Network for Pharmaceutics Education and Evolution)”を開催しております。 本会で企画するSNPEE2024は“〜温故知新〜Developing new ideas based on learning from the past”をメインテーマとしており、研究分野の歴史、課題、先行研究について聴講者にご紹介いただき、その先行研究と比較し自身の研究がどのような新規性、優位性があるのかについて講演していただきます。講演を通し幅広い薬剤学的知識を得ることによって、斬新なアイデアを生み出す事を目的に開催いたしますので、今後の薬剤学の発展を担う若手研究者の方々のご参加を心よりお待ちしております。
発表者賞
選出された発表者には SNPEE 2024 実行委員会より、”SNPEE 2024 Presentation Award” として賞状を贈呈いたします。
皆様、奮ってご応募ください。
募集対象
薬剤学領域の研究を行う学部生・大学院生(最大 6 名)
発表時間
18 分(15 分発表・3 分質疑応答)を予定
応募方法
ファイル名を「応募日 + 大学名 + フルネーム」(例:2024.1.15_所属_氏名)とした Word ファイルに以下の 5 点について内容を記載し、 メール (snpee2024@gmail.com) にて送信してください。
- 氏名・フリガナ
- 所属
- 分野(製剤、動態、DDS、その他)
- 発表予定の研究題目
- 発表予定の研究概要(全角1700 文字以内)
応募締め切り
2024年2月15日(木) 17:00
締め切り後の流れ
選出された発表者に対し、2月29日 (木) までに通知いたします。
採択された方は、日本薬剤学会の会員登録(入退会・登録情報変更案内 - 公益社団法人日本薬剤学会)を行ったのち、
3月8日 (金) までに抄録の提出(日本薬剤学会第39年会 | 演題登録(指定演題))をお済ませください。
また、日本薬剤学会第39年会への参加登録(日本薬剤学会第39年会 | 参加登録 )も別途必要になります。