日本意識障害学会は1990年に設立され、初代理事長神野哲夫名誉教授の熱い想いからスタートいたしました。
2011年9月から私、加藤庸子が本会の理事長を受け継いでおります。
本学会は学術面と遷延性意識障害の患者、ご家族さまとの交流をゴールとした2本立ての会であります。
また、意識、意識障害、そこからの脱却の探究を多方面、多職種の方々のサイエンスの力をお借りして着実に進歩しておりますことは本学会の目指すところとして嬉しく思っております。
第22回日本意識障害学会は秋田県立脳血管研究センター、センター長 鈴木明文先生を会長としこの方面での実績と実力のあられる関係者の総力挙げた充実したプログラム骨子が出来上がってきております。
また、東日本大震災の間近の地であったこともあり会長の災害医療に対する思いは深いものもあり、今回もそれを継承した学会テーマを1つに取り上げていただいております。
また、多職種の方々にはERでの初期対応を含めたシミュレーションコースやセミナーも多数準備されております。
鈴木明文会長ならではの趣向を凝らされた立派な会の開催に会員一同に代わり、心から感謝すると同時に心から盛会をお祈りいたしております。
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