第10回 日本手関節外科ワークショップを2017年9月2日に東京において開催します!
手関節の最先端の知識を共有できる場である日本手関節外科ワークショップも、記念すべき第10回を迎えることが出来ました。今回、会長を務めさせていただきますのは、小生、川崎恵吉(昭和大学医学部整形外科)です。何卒よろしくお願い申し上げます。
私が日本手関節外科ワークショップに初めて参加致しましたのは、獨協医大日光医療センターの長田伝重教授が宇都宮で開催された第5回手関節外科ワークショップでありますが、様々なセッションにおいて、ハイレベルで、熱い議論が交わされていたのを鮮明に記憶しています。第8回からは、オープンとなり、手関節外科を探求するより多くの手外科医ならびにセラピィストの勉強の場、交流の場となっております。
『NO WRIST, NO LIFE!』・・・手関節って、本当に面白いけど、まだまだ分からないことだらけで、寝ても覚めても(飲んでも)手関節。そんなキャッチフレーズにしてみました。私も、これまでの発表や論文の多くが橈骨遠位端骨折や舟状骨偽関節に関するものであり、手関節診療に外科医として人生の大部分を費やしてきたと言っても過言ではありません。
今回は、これら頻度の高い手関節の骨折を中心に企画したいと考えております。また、セラピィストのためのセッションも計画していますので、たくさんのハンドセラピストの参加を期待します。本ワークショップにおいても、ベテランも若手も、また医師もセラピィストも気張ることなくオープンにディスカッションをしていただき、日本の手外科の発展のために交流を深めていただきたいと思っています。全員懇親会も含め、時間外のディスカッションも大いに楽しんで戴けると幸いです。
小さな日本、大学の垣根を取り払い、世界の手関節外科の頂を目指して、共に学んでいこう、それが我々の願いであります。
本会の開催に当たり、運営委員、昭和大学医学部整形外科学講座、同門OBの先生方や秘書、リハビリスタッフ、関連企業の皆様方に、深謝申し上げます。 |