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市民公開プログラム

I. 人工心肺装置の変遷: 黎明期の人工心肺装置歴史展示

  心臓病の外科治療の革新的進歩と長期成績向上には人工心肺装置の開発と変遷の果たした功績は計り知れないものです。本展示ではイルリガートル式・回転円盤型・シート型人工肺など心臓外科の黎明期を支えた伝説の人工肺から最新の人工心肺装置までを年表パネルとともに特別展示いたします。
(協力:印西市立印旛医科器械歴史資料館および泉工医科工業提供)
 
  *)印西市立印旛医科器械歴史資料館には、世界で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術を行った華岡青洲の外科器具をはじめ、初期の人工呼吸器、人工腎臓、人工心肺装置など、医療機器の歴史を物語る貴重な製品が多く収蔵されています。その数は1,000点を越え、医療機器の専門博物館として世界でも有数の規模を誇っています。(URL:https://ikakikai-hozon.org/
 
 
 
 

II. 人工弁開発の変遷と時代を作った歴代人工弁展示

  『黎明期の人工弁から最新人工弁まで』
 初めての機械弁Star Ball弁から国産初の人工弁SAM弁
 (印西市立印旛医科器械歴史資料館および泉工医科工業提供)
『生体弁の開発コンセプトと変遷:歴代生体弁の年譜パネル供覧』
 (Edward Lifesciences Co.提供)
 
*) SAM弁(榊原—新井—泉工舎の商標MERA):新井達太先生(東京慈恵会医科大学心臓外科講座初代教授・埼玉県立循環器呼吸器病センター名誉総長)は、日本の心臓外科の黎明期に榊原仟先生(東京女子医科大学日本心臓血圧研究所)のもとで学び、国産の人工弁(本邦初かつ現在まで唯一の純国産人工弁)SAM弁を開発し優れた臨床成績を残した。本記念館では、完成に至るまでの試行錯誤の中で実験実証を繰り返した種々のプロトタイプが展示されている。
 
  提供)印西市立印旛医科器械歴史資料館
 
 
 

III. ペースメーカーの父 田原淳記念展示 主催:NPO田原淳の会(代表:宮本隆司、島田達生)

  『心臓刺激伝導系の発見から117年 今よみがえる田原淳の業績』
 田原淳(すなお)(1873〜1952年)
 大分県国東市安岐町瀬戸田出身
 東京帝国大学卒業
 ドイツ、マールブルク大学留学アショフ教授師事 1903〜1906年
 心臓刺激伝導系の発見 1903年
 
本展示ではパネル展示ほか、書物(田原の原著『哺乳動物心臓の刺激伝導系、房室束とプルキンエ繊維の解剖組織学的研究』1906,ドイツJenaの原本)、顕微鏡(田原先生が使用した時代の光学顕微鏡)など展示予定です。また、学会期間中、島田達生先生より展示コーナーにて田原先生の伝記の解説をしていただく予定です。
 
 
 
 

IV. Spring8*研究プロジェクトによる超微細心臓構造解析と3D再構築画像

  『CTでヒト心臓標本の刺激伝導系が見える』!(動画供覧)
 主催:Spring-8心臓大血管構造解析研究グループ(代表:大島義博 兵庫県立こども病院)
 提供:東京慈恵会医科大学心臓外科、国立成育医療研究センター
 
  ①ヒト心臓標本における刺激伝導系の3D可視化(3D Visualization):正常心および先天性心疾患への研究実績を動画で解説
②3D Phase Contrast CT (PCCT)画像と複雑CHD心臓標本展示とともに、複雑疾患の心臓形態をVisualに理解
 
  *)Spring-8 (Super Photon Ring 8 Gev) は、兵庫県播磨科学公園都市内にある世界最高性能の放射光を発生しうる大型の研究施設です。平成9年より広く共同利用施設として供用が可能となり、心臓外科・循環生理学領域の研究に広く応用されています。
Spring-8放射光を用いた位相差CT (Phase Contrast CT: PCCT)は、臨床的なCTの1000倍の密度分解能が得られることにより、軟部組織の組織分解能に優れ、心臓大血管の超微細(顕微鏡レベル)CT構造解析が可能になります。
 
 
 
   

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