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 日本ルーラルナーシング学会、関連学会の医療従事者の皆様に於かれましては、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のケア・治療に第一線で最善を尽くしてご対応いただき、敬意と多大なる感謝を表します。また、COVID-19感染拡大予防に関する様々な制限に伴い経済的・精神的に影響を受けておられる方や、感染により闘病しておられる方へお見舞い申し上げます。1日も早く穏やかな日常に戻る日を祈っております。
 この度、日本ルーラルナーシング学会第16回学術集会の集会長の拝命を承けました東京慈恵会医科大学の中村美鈴と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 
第16回学術集会は、現時点では2021年9月18日(土)、19日(日)の2日間において、東京都調布市にあります東京慈恵会医科大学医学部看護学科の国領キャンパスで開催を予定しております。
日本ルーラルナーシング学会は、へき地(過疎地域、豪雪地帯、山村、離島等)を含む地域の中核病院・保健所等に勤務する看護職やへき地看護学(ルーラルナーシング)に関心を寄せている実践者と教育研究者が共に努力し、ルーラルナーシング実践の向上、そのための研究の実施・積み重ねをめざす学会でございます。この理念に即して、第16回学術集会では、東京から何を発信できるのか、身の引き締まる思いです。
 今回の第16回学術集会では、東京のルーラルエリアにおいて、どのようなケアが織りなされているのか、また織りなす必要があるのか、参加者の皆様とともに考究したいと思います。そのため、学術集会のテーマは、「東京から発信 ―中山間医療過疎地・島嶼で織りなされるCare―」としました。
 プログラムは学術集会長講演に加え、教育公演では、「島しょ医療への招待 ―東京都のへき地医療―(仮)」というテーマで、東京都福祉保健局医療政策部医療調整担当課長の田口 健先生にご講演いただきます。この教育講演では、COVID-19に関して、島しょでどのような対応がなされたのかについても、ご講演いただく予定です。 
 シンポジウムは、メインテーマをなぞって「東京の中山間医療過疎地・島嶼に暮らす人々と織りなされるCare」について、3名のシンポジストの経験談をもとに参加者の皆様と考究し、鍵となるものを見出したいと思っております。
 本学術集会を介して、参加くださる皆様と、我が国のルーラルエリアにおける医療・ケアに貢献できる「叡智」を発信し、これからのルーラルナーシングの可能性と発展性を探りたいと考えております。
実り多き学術集会となりますように、企画運営委員一同、最善を尽くして、学術集会開催に向けて準備して参ります。どうぞご指導ご鞭撻を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

  2020年11月吉日