大会長挨拶

第20回日本周産期メンタルヘルス学会学術集会 大会長
牧野 真太郎
順天堂大学医学部附属 浦安病院 産婦人科 教授

 この度、第20回日本周産期メンタルヘルス学会学術集会を開催させていただくことになりました。会期は2024年10月26日(土)~10月27日(日)、開催形式は現地開催およびオンデマンド配信を目指し、現在準備を進めております。

 今回の学術集会のテーマは、「少子化時代の周産期メンタルヘルス-~一人ひとりを大切に診る~」といたしました。周産期メンタルヘルスに関しては、対象となる妊産婦さんに対して複数の職種が携わるものの、それぞれ個人によって必要となる職種が次々と変化していくためチームでの対応が不可欠です。我が国の少子化対策の土台としても、少しでも辛い思いをされている妊産婦産やご家族、お子さんを減らして笑顔を増やすことが大前提であると思います。そこで、日々現場で妊産婦さんと直接接することができる我々が主体となってメンタルケアに関わっていくことが極めて大切です。また、介入が必要となっている妊産婦さん一人ひとりを適切に評価し手をさしのべられるのも我々なのです。そのためには本学会の特色である多職種による熱いディスカッションや、各分野のエキスパートによる知識の共有などは時代が求める学術集会といっても過言ではありません。

 特別講演として、こども家庭庁成育局母子保健課課長の木庭愛先生をお呼びすることが決まっています。学術団体と行政とが認識を分かち合い双方の歩調をそろえることで、より有効かつ適切なメンタルケアができるようになることが期待されます。助産師・看護師・臨床心理士・医師が一同に介して集まることで、極めて広い視野で深く事象を掘り下げることでみえてくる知見は会員にとって他では得られない貴重なものとなります。

 周産期メンタルヘルスを専門とした学会らしい充実した内容での開催に努めて参ります。皆様のご参加をお待ちしております。

2024年4月吉日

第20回日本周産期メンタルヘルス学会学術集会
大会長 牧野 真太郎
(順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科)