演題登録

演題募集期間

2022年2月15日(火)~2022年3月31日(木)
→ 5月2日(月)にて終了いたしました。

筆頭演者は原則、本学会会員(正会員・購読会員・賛助会員)・日本アミノ酸学会会員に限りますが、今回は非会員の皆様からも幅広く演題を募集させて頂きたいと思います。
多くの演題をお待ちしています。
※演題登録ボタンはページ最下部にございます。

発表形式・カテゴリー

シンポジウム1(公募・一部指定)

「外科侵襲と生体反応、その新しい調節法」
手術を始めとする高度外科侵襲に対して、われわれの身体はさまざまな生体反応を引き起こす。この生体反応は、本来、体内の恒常性を保ち、生き延びるだめに不可欠のものである。しかし、過剰な反応、遷延する反応は逆に臓器障害につながり、逆に生体に不利に働いてしまう。この生体反応については、先人が数多くの研究を進めてきたが、未だ明らかになっていない点も多く、そのため劇的な効果を示す治療法開発も進んでいない。本セッションでは、基礎研究、臨床研究の両面で、この侵襲時の生体反応に関する知見をご発表いただき、同時に新しい治療法の可能性についてご報告いただきたい。

シンポジウム2(公募・一部指定)

「小児短腸症候群のQOLの改善を目指した治療戦略」
近年、短腸症患者のQOLの改善をめざして、多職種での腸管リハビリテーションが実践されている。しかし、小児では、長期の栄養管理、遷延する肝機能障害、カテーテル管理などに難渋する症例も多い。低栄養患児における静脈栄養法、脂肪製剤、新規治療薬の取り入れ方、中心静脈カテーテル管理など、最新の小児短腸症候群におけるQOLの改善を目指した治療戦略を募集します。

ワークショップ1(公募・一部指定)

「がん悪液質改善のための工夫と指標を考える」
がん悪液質は、「通常の栄養サポートでは完全に回復することができず、進行性の機能障害に至る、骨格筋量の持続的な減少を特徴とする多因子性の症候群」と定義される。多くの進行がん患者でみられる体重減少と食欲低下が代表的臨床症状であるが、特に担がんによる代謝異常が原因とされるがん誘発性体重減少(CIWL)は不可逆性と考えられてきた。一方、がん関連性体重減少(CAWL)は早期からの栄養サポートで改善も見込まれ、2021年にはグレリン用作用薬が上市されて、がん悪液質患者の治療を考える新しい時代になった。そこで、代謝栄養学的介入や薬物投与などがん悪液質改善を目指す様々な工夫や治療の指標をお示しいただき、最新の知見を共有できればと思う。いろいろながん腫での治療経験・研究成果をご発表いただき、evidence-based medicineの構築に繋がることを期待したい。

ワークショップ2(公募・一部指定)

「ERASによる周術期管理~これまでの成果と今後の課題~」
ERAS(Enhanced Recovery After Surgery; 術後早期回復プログラム)は、2005年に欧州臨床栄養代謝学会が組織したグループから集学的プログラムとして発表されました。また本学会でのプロジェクト研究であるESSENSE(Essential Strategy for Early Normalization after Surgery with patient’s Excellent satisfaction )は“手術の安全性を向上させつつ、患者満足をともなった術後回復促進対策のエッセンスとはなにか”をこれまで数年間にかけて臨床検討を行ってまいりました。この“日本版ERASプロトコル=ESSENSE”を基本とした、本邦でのERAS実施における基礎・臨床研究やスタッフの教育、導入項目、問題点、欧州との相違などをはじめ、これまでの成果と今後の課題を踏まえその様々な観点からの討論をお願いします。

ワークショップ3(公募・一部指定)

「静脈栄養の未来:静脈栄養での問題点〜工夫・応用の可能性」
栄養管理の第一選択として経腸栄養が推奨されているが、静脈栄養が必要な症例も少なからず存在している。静脈栄養では末梢静脈栄養と中心静脈栄養が行われており、栄養状態改善の効果も示されてきているが、病態別投与エネルギー・栄養素の組成やHPN症例での問題点などまだまだ課題が残されいる。本ワークショップでは、静脈栄養の現状を踏まえて、より適切かつ効果的に実施していくためにどういった工夫・応用が望まれるか、などについて議論していただきたい。

ワークショップ4(公募・一部指定)

「医工連携がもたらす重度侵襲病態時治療の最前線」
近年の工学系、とくにナノテクノロジーの発展は目を見張るものがあります。日本人がパイオニアであるカーボンナノチューブは髪の毛よりも細く鋼よりも固い素材で半導体のような性質もあり、これを織り込んだシートは社会のあらゆる分野で活用が期待されています。このような工学系の先端技術を駆使した最先端の医療機器や医薬品は、外科代謝栄養学の分野でも今後、診断や治療を大きく変えていくと考えられます。本ワークショップでは、工学系の斬新な成果を取り入れた医工連携による次世代型の新しい診断・治療の試みを学会員に広く紹介して頂けるような「面白い」演題を募集したいと思います。奮って御応募をお願い致します。

要望演題1(公募)

「外科代謝栄養の基礎的研究」
約半世紀前の1970年代初めに本邦にTPNが導入され、それ以降、TPNの製剤開発や動物モデルを用いた侵襲時の代謝変動などの多くの基礎研究が行われ、現在の外科代謝栄養管理の礎が築かれてきました。一方、現在も感染症・熱傷・外傷・敗血症などのcritical care症例における代謝栄養の病態への関与や治療、臓器障害と再生医療、メタボロミックスなどの新規解析技術の導入、腸内細菌叢など腸管免疫、IFALDやPNALDの発生機序やその予防など多数の課題があります。ここでは代謝栄養管理のこれら多くの課題に対し、外科、救急、集中治療、麻酔や小児など領域において現在取り込まれている基礎研究の結果を報告していただくとともに、今度の外科代謝栄養領域における基礎研究についても議論できればと思います。

要望演題2(公募)

「小児外科における栄養管理の工夫」
小児外科領域での各種疾患の治療成績は年々向上してきています。その治療を支えているものの1つが、周術期や慢性期の栄養管理であり、これも以前に比べ、大きく進歩していると思われます。その栄養管理には、それぞれの施設での様々な工夫が行われていると想像されます。そこで、特に新生児外科疾患での栄養管理や周術期の栄養管理などについて、これらの管理やその工夫などを中心に、よりよい管理が行えるための議論ができればと思います。奮って御応募をお願い致します。

要望演題3(公募)

「高齢者周術期の栄養管理」
近年、高齢者の診療機会は増加し、それに合わせて、手術対象となる高齢者患者も増加してきています。一般的に高齢者では様々な要因から栄養障害を来しやすく、周術期の代謝栄養管理に気を付けることも多いと考えられます。一方で、高齢者では加齢に伴う生理的機能の変化や、臓器機能変化も生じており、その生理機能の特徴や代謝変化の特性を理解したうえでの栄養管理も必要となります。このセッションでは、このような高齢者の周術期での栄養管理について、皆様の施設での臨床経験やその工夫などを発表していただければと思います。奮って御応募をお願い致します。

メディカルスタッフセッション(公募)

一般演題(口演・ポスター)(公募)

以下の様々な分野の演題を幅広く募集します。
研究成果をこの機会にぜひご発表ください。

※横にスライドしてご覧ください。

1外傷・救急15臨床研究
2腸内フローラ16代謝モニタリング
3静脈栄養17実験モデル
4経腸栄養18栄養マーカー
5アミノ酸・タンパク質19消化器
6ビタミン・微量元素20糖・脂質
7免疫21がん
8漢方22集中治療
9フレイル・サルコペニア23高齢者
10リハビリ・運動24リハビリテーション・運動
11小児25NST
12創傷治癒・褥瘡26症例報告
13在宅・地域包括ケア27その他
14基礎研究

演題の採否について

演題の採否や発表のカテゴリーなどは事務局に一任頂きます。なお採否については演題登録時に入力されたE-mailアドレスにお知らせします。

演題応募方法

演題応募は、インターネットによるオンライン演題登録のみ受け付けます。
ページ下部のボタンより演題登録ページへお進みください。
UMINオンライン演題登録システムでは、JavaScript設定を無効にしたブラウザでは演題登録できません。
演題登録には、Firefox、Google Chrome、Internet Explorer、Microsoft Edge、Safariの最新バーションをご利用ください。

ご利用可能なブラウザとバージョン

※横にスライドしてご覧ください。

Firefox Google Chrome Internet Explorer Microsoft Edge Safari
Windows
Mac

※最新バージョンの使用を前提としております。

※諸事情により古いバージョンをご使用の場合は、登録ができない可能性がございますので上記の中からバージョンアップしてもよいもののご使用を推奨いたします。

1.字数制限など

抄録タイトル 全角60文字 抄録本文全角800文字までとします。半角文字は2文字を全角1文字として換算されます。
図表の登録はできません。
最大著者数(筆頭著者+共著者)20名まで、最大所属機関数10機関までです。

2.文字種について

JIS第1、第2水準で規定されている文字以外は原則として使用できません(人名も含む)。
半角カタカナや丸数字、ローマ数字、特殊文字等の機種依存文字は使用できませんので、ご注意ください。

3.利益相反

学術集会での演題発表の際は、抄録提出前1年間の発表内容に関し、筆頭演者の利益相反状態について開示を行っていただきます。

  • 演題登録時にはUMINの登録画面で各項目について利益相反の有無についてチェックをしてください。
  • 発表時には、口頭発表は発表スライドの最初、ポスター発表はポスターの末尾に開示してください。

4.受領通知

登録ボタンをクリックすると登録の画面が表示されます。正常に登録が終了しますと、登録番号が自動発行され画面上に表示されます。この登録番号をもって演題応募の受領通知といたします。この登録番号が画面上に表示されない場合は、演題応募はまだ受け付けられていませんのでご注意ください。また応募時に登録されたE-mailアドレスにも登録完了通知が送信されます。(携帯電話のE-mailアドレスは使用しないでください。)応募者自身が間違えて入力した内容につきましては、事務局では責任を負いません。登録ボタンを押す前に、間違いがないかご確認ください。

5.登録番号・パスワード

演題応募により登録番号とパスワードが発行されます。この登録番号とパスワードが無ければ、演題の確認・修正・削除はできません。忘れないように自己責任において管理してください。なお、セキュリティーを維持するため、事務局では一切お応えすることができませんのでご注意ください。

6.演題の確認・修正・削除

一度登録された演題に修正を加えるときは、「確認・修正」ボタンを使用します。
演題応募締切前であれば登録番号とパスワードを入力することにより、修正・確認・削除ができます。

演題募集に関するお問合せ先

日本外科代謝栄養学会第58回学術集会 運営事務局
株式会社プロコムインターナショナル
〒135-0063 東京都江東区有明三丁目6番地11 TFTビル東館9階
TEL:03-5520-8821 E-mail:jssmn59@procom-i.jp