この度、深尾敏幸先生の急逝を受けて、小児病態学医局員の総意と大浦敏博理事長をはじめ理事会のご承認も頂き、第47回日本マススクリーニング学会学術集会会長を引き継ぎ、予定通り2020年9月25日〜26日、JR岐阜駅直結のじゅうろくプラザにて開催させて頂く運びとなりました。
関係者の方々には大変、ご心配をおかけしておりますが、深尾先生には2020年2月11日、突然の脳出血により帰らぬ人になりました。彼を失ったことへの悲しみとともに、志半ばで亡くなられた無念さを思うと居た堪れない気持ちになります。
その中で本学術集会につきましては既に進捗している基本路線に沿って、「マススクリーニングの今を見つめ直し、将来にむかう」をテーマに特別講演、シンポジウム、ランチョンセミナー、イーブニングセミナー、モーニングセミナーを小児病態学医局とともに進めて参りたいと存じます。
新生児マススクリーニング事業も2014年から全国で展開されているタンデムマスに加え、新たな治療法開発やスクリーニング技術の向上により新規対象疾患の導入が検討されています。海外の動向も踏まえた上で導入から40数年が経過した我が国におけるマススクリーニングのこれからの将来像を示す学術集会として盛り上げて、マススクリーニングを通じて長年にわたり社会に貢献してきた本学会の発展に寄与していきたいと存じますので、皆様方のご支援、ご参加を宜しくお願い申し上げます。