第6回 日本公認心理師学会学術集会 青森大会

ご挨拶

第6回日本公認心理師学会学術集会
青森大会 大会長

浅田 英輔

青森県公認心理師・臨床心理士協会 会長

 公認心理師法施行から、はや9年が経過しました。5年間の経過措置期間も過ぎ、定められたカリキュラムを修めた、いわば「標準ルートの公認心理師」も誕生しています。資格の黎明期から次の段階へと、着実に歩みを進めています。

 公認心理師は様々な心理的援助を行いますが、特徴的な点は「多職種との連携」が明記されているところです。医療、福祉、教育、司法、産業など、活躍の場は多岐にわたり、その分連携する相手も多様です。各地で開催される研修会においても、連携の重要性が語られることが少なくありません。心理査定や心理相談援助の技術を磨き、それを携えて地域に出ていかなければなりません。人とつながり、人をつなげ、多くの人がより元気になれるように支援するのは、我々の本懐と言えるでしょう。

 日本公認心理師学会学術集会は2021年に第1回が沖縄で開催され、山口、静岡、千葉、東京と、2026年に青森が引き継ぐこととなりました。

「書を捨てよ、町へ出よう」

 本当に書を捨てないでほしいのですが、我々は町へ、地域へ出ていかなければなりません。同じ仲間たちとの研鑽と同様に、世の中で起きていること、ほかの人たちが取り組んでいること、支援が必要な人たちが求めていることを理解していなければなりません。本当に必要な支援を提供しなければならず、それはほとんどの場合、我々の力だけで成し遂げることはできません。だからこそ、仲間とつながり、知恵を持ち寄り、共に学ぶ場が必要です。この学術集会が、そのための場の一つであってほしいと願っています。

 青森大会では、大会テーマにふさわしい青森ならではの講師陣を迎えていますので、オンライン学術集会はもちろん、対面ワークショップでぜひ青森にお越しください。

 皆さまと一緒に学びあえることを楽しみにしております。