ご挨拶

Greetings

第9回アジア認知行動療法学会
The 9th congress of the Asian Cognitive Behavioral Therapy Association (ACBTA)
第9回アジア認知行動療法学会を、国内3学会と同時開催という形で、日本にお迎えできることを大変うれしく思います。本大会が実現したのは、認知療法・認知行動療法とその関連領域において、これまでにさまざまな方が、実践、研究、人と人とのつながりを築いて来てくださった賜物であると、心より感謝しております。

本大会のテーマは、
“Beyond borders: advancing science, equity, and global well-being”
といたしました。

「境界を超える」は、大会長をお引き受けした時に真っ先に浮かんだイメージでした。
今回の大会には、さまざまな国や背景の方が集います。そこでは、国境はもちろん、人とAI、こころとからだ、認知行動療法とそれ以外など、さまざまな“境界”を超えた対話が繰り広げられるに違いありません。そして、気づかぬうちに私たち自身の中にも作っていた境界や限界を越えていくことを期待しています。

世界では今、あちこちで分断が目立っています。そのような時代だからこそ、改めて、“人の心や科学にborderはない”ということを、私たち自身の対話と協働を通じて体現できる大会にしたいと考えています。 どうぞ皆さんも、境界を越えてご参加ください!

藤澤大介
第9回アジア認知行動療法学会 大会長
アジア認知行動療法学会 副理事長/次期理事長
日本認知療法・認知行動療法学会 理事長

第53回日本認知・行動療法学会
The 53rd Annual Convention of the Japanese Association of Behavioral and Cognitive Therapies (JABCT)
この度、2027年8月に、第9回アジア認知行動療法学会(ACBTA 2027)が開催される運びとなりました。本大会は、第53回日本認知・行動療法学会、第27回日本認知療法・認知行動療法学会、第19回日本不安症学会との史上初となる「4学会同時開催」という記念すべき大会となります。この大きな節目において、第53回日本認知・行動療法学会の大会長を務めさせていただきますことを、大変光栄に存じます。

現在、アジアにおけるメンタルヘルスへの関心は、グローバルな高度情報社会における経済発展や社会構造の変化、そしてパンデミックを経てかつてない高まりを見せています。認知行動療法(CBT)は、エビデンスに基づいた心理療法の柱として、文化や言語の壁を越え、人々のウェルビーイングを支える「共通言語」となりました。

本大会では、ダイバーシティやインクルージョンの精神を尊重し、最新知見を分かち合う「共創」を目指します。国内の主要学会が一堂に会することで、基礎研究から臨床実践、さらには社会実装に至るまで、これまでにない多角的でダイナミックな議論が展開されることを確信しております。

大会長として、国内外から集う専門家の皆様が、伝統ある日本の夏の中で新たなインスピレーションを得て、イノベーションマインドを刺激し合えるよう、万全の準備を進めて参ります。アジア、そして世界のCBTの未来を切り拓くこの貴重な機会に、皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。

清水 栄司
第53回日本認知・行動療法学会 大会長

第27回日本認知療法・認知行動療法学会
The 27th Annual Convention of the Japanese Association for Cognitive Therapy (JACT)
このたび、第27回日本認知療法・認知行動療法学会の大会長を拝命し、本大会を国際学会・国内学会の合同大会として開催できますことを、大変光栄に存じます。
日本認知療法・認知行動療法学会(JACT)は、多職種協働のもと、医療・教育・福祉・産業といった幅広い領域において認知行動療法の実践と発展を推進してきました。近年では、診療報酬制度における位置づけも着実に広がり、認知行動療法が社会に果たす役割は、これまで以上に大きなものとなっています。

ここ数年、本学会はアジア認知行動療法学会(ACBTA)のメンバーとなり、世界認知行動療法連合(WCCBT)へとつながる国際的枠組みの中を歩んでまいりました。そのような中で、第9回アジア認知行動療法学会との合同大会を日本で開催できることは、大きな節目であり、深い感慨を覚えます。京都府立医科大学で開催された第1回大会から参加してきた一会員としても、この機会を迎えられることに特別な思いを抱いております。

また、本大会は、2013年以来となる日本で二度目のアジア認知行動療法学会の開催となる点においても特別な意義を有しています。アジア各国、そして世界中から集う仲間が出会い、対話し、未来をともに構想する場となることを強く願っております。本大会が、次世代の認知行動療法を切り拓く新たな一歩となることを信じ、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

石川 信一
第27回日本認知療法・認知行動療法学会 大会長

第19回日本不安症学会
The 19th Annual Meeting of the Japanese Society of Anxiety and Related Disorders (JSARD)
このたび、第9回アジア認知行動療法学会(ACBTA)を、第53回日本認知・行動療法学会(JABCT)、第27回日本認知療法・認知行動療法学会(JACT)、そして第19回日本不安症学会(JSARD)との合同大会として開催できますことを、大変うれしく思います。

日本不安症学会(JSARD)は、不安症および関連障害に関する研究と臨床実践の発展を目的として、精神医学、心理学、看護学、リハビリテーション、教育、産業保健など多職種の連携のもと活動を推進してまいりました。不安症に対する社会的関心が高まる中、早期発見・早期介入、そしてエビデンスに基づく治療の普及の重要性は、臨床および地域社会の双方においてますます高まっています。

日本における重要な進展として、2026年3月より、SNRIであるベンラファキシンが全般不安症(GAD)の治療薬として新たに日本の医療保険の適用対象となりました。これは日本の不安症診療における大きな前進であり、科学的根拠に基づく包括的治療のさらなる推進につながるものです。とりわけ、心理療法、なかでも認知行動療法(CBT)の役割は今後ますます重要になると考えられます。薬物療法とCBTの統合、そして多職種による協働は、日本のみならず国際的な不安症診療の発展において不可欠な要素となるでしょう。

本大会は、アジアおよび世界各国の研究者・臨床家が知見を共有し、連携を深め、認知行動療法および不安症研究のさらなる革新を促進する貴重な機会となります。学際的かつ文化横断的な対話を通じて、科学の発展と世界のメンタルヘルスの向上に貢献できることを心より願っております。

皆様のご参加を心より歓迎申し上げ、東京でお会いできることを楽しみにしております。

高塩 理
第19回日本不安症学会学術大会 大会長

  • ACBTA Asian Cognitive Behavioral Therapies Association (ACBTA)
  • 一般社団法人 日本認知・行動療法学会 Japanese Association of Behavioral and Cognitive Therapies
  • 日本認知療法・認知行動療法学会 Japanese Association for Cognitive Therapy
  • 日本不安症学会 Japanese Society of Anxiety and Related Disorders (JSARD)
  • 国際医療福祉大学 International University of Health and Welfare