第53回歯科基礎医学会学術大会・総会を平成23年9月30日(金)から10月2日(日)の3日間の会期で、岐阜市の長良川国際会議場にて朝日大学歯学部が担当して開催させていただくこととなりました。私どもが前回本会開催のお世話させて頂いたのは30余年前の1978年の岐阜歯科大学の時代であり、校名変更後の朝日大学歯学部としては初めてということになります。この間の歯科基礎医学の進歩は目を見張るものがあり、学会を取り巻く環境も激変しています。この様な環境の下で、今回の集会のメインテーマを“世界にさきがける口腔の基礎医学”としました。これは研究活動のグローバル化の中で如何にして次世代を担う若手研究者を育てて行くのかということを念頭においたものです。本集会を担当するにあたり、歯科基礎医学会の伝統を守りつつ岐阜の地で開催することの特徴を参加して下さる方に体感していただきたく、可能な限り口演発表を基本にシンポジウム、特別講演を盛り込んで行きたいと考えております。これまで様々な創意工夫をなされ、学会の向上に貢献されてきた各担当校と比肩できる“よりよい学術集会”を目指し、できるだけ多くの最新情報の交換と会員相互の親睦の場として提供したいと考えております。
岐阜の地は文字通り天地水明 (天地神明・山紫水明)に富んだところで、学会に参加していただく方には学会中のブレインシャワーと共に、別の次元の自然のシャワーの素晴らしさも体感、堪能していただけるものと確信致しております。
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