第31回日本総合病院精神医学会総会
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 第31回日本総合病院精神医学会総会を2018年11月30日(金)と12月1日(土)の両日、東京都江東区有明のTFTビルにて開催させていただくことになりました。昨年、本学会は30周年の節目を迎え、次の10年へ向けた新たなステップを踏み出す総会の会長を務めさせていただくことを大変光栄に思っております。
 総合病院精神医学は精神医学の重要なサブスペシャリティ領域です。身体医学との接点において常に高度な専門性が求められ、他の精神医学領域とは一線を画した教育・臨床・研究の場です。新たなステップとして、いまこそ、そのプレゼンスをしっかりと示すべき時期にあります。今回の総会ではこの点をしっかりと意識したプログラム構成を目指しています。
 メインテーマは、総合病院精神医学の未来を見据えて「リエゾン精神医学の深まりと拡がり」としました。近年、医療の進歩は目覚ましく、日進月歩で新たな治療法が開発されています。こうした高度医療の現場で生じる精神医学的課題に的確に対応するには、コンサルテーション・リエゾン(CL)精神科医は常に医療情報をアップデートし、内科医・外科医のニーズに耳を傾け、彼らとともに考える姿勢が求められます。今回の総会では、多くの内科医・外科医を迎え、その対話のなかでリエゾン精神医学の「深まり」を共有し、CL精神科医の在り方を体現したいと考えています。
 一方、精神疾患を除く4疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)5事業をはじめ、多くの身体疾患に精神疾患が頻繁に合併し、予後を悪化させる事実がクローズアップされています。しかしそこに直接関与できるCL精神科医はほんの一握りです。総合病院を超えて地域にも広がるこのニーズにどのように取り組むのか。そのヒントになればと、今回、特別講演に英国King’s College Londonの総合病院精神医学教授であるMatthew Hotopf先生をお呼びし、英国における新たなCLの展開、特に多職種による段階的なケアモデル(インテグレーテッド・ケア)について話していただきます。多職種との連携・協働、総合病院と地域とのつながりなくしてはCLの発展は困難です。リエゾン精神医学のこれからの「拡がり」の可能性を共有できれば幸いです。
 最後に、これからの総合病院精神医学を担う若い世代にCL精神医学の魅力を体感していただくことにも力を注ぎたいと考えています。他科、多職種のメディカルスタッフと有機的に連携し、医療全体に貢献できるスキルを今回の総会でぜひ身につけていただきたいと思います。
 会場の有明は新幹線で品川からも、飛行機で羽田からも大変アクセスがよい位置にあります。全国からたくさんの方にご参加いただきたいと思います。どうぞお誘いあわせの上、お越しください。心よりお待ちしております。
 なお、託児施設を完備しましたので、こちらもぜひご利用ください。
   
  第31回日本総合病院精神医学会総会 
  会 長  西村 勝治 
  (東京女子医科大学医学部精神医学講座 教授・講座主任)