この度、第15回日本ヒト脳機能マッピング学会年次学術集会を主催させていただく機会をいただきました。歴史ある会の主催をさせていただき、非常に光栄でございます。東京大学・病態診断医学講座の湯本真人先生のご協力をいただき、教室員一同とともに鋭意準備を進めております。
さて、今回のメインテーマは、“ダイナミック脳機能マッピング:患者治療にむけて”とさせていただきました。言い古された事と思いますが、脳の地図だけ作ってどうするかという面があります。マッピングが目新しい時代はすでに終わり、マッピングに時間的要素をいれた機能解析もすでにかなり行われています。私の専門である磁気刺激と湯本先生の専門である脳磁図は、時間分解能が良い利点があります。そこで、時間的要素を含めた機能マッピングと、その治療応用を含めたシンポジウムを企画する所存です。また、一般演題も募集しますので、ふるって応募いただけると幸いです。
会場は上野不忍池に程近い、閑静な東大のキャンパス内にあります。上野駅、本郷三丁目から15分程度の散歩コースです。皆様、奮ってのご参加をお待ちしております。
会長:宇川義一(福島県立医科大学医学部 神経内科学講座 教授)
副会長:湯本真人(東京大学大学院医学系研究科病態診断医学講座) |