日本線維筋痛症学会・第11回学術集会
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 慢性疼痛と如何に付き合うか ―認知行動療法による破局化の打倒―

  演 者:長田 賢一 (聖マリアンナ医科大学神経精神科,精神療法・ストレスケアセンター長)
司 会:岡 寛   (東京リウマチ・ペインクリニック)
   
  開催日:2019年10月6日(日)15:00~16:00
会 場:シェーンバッハ・サボー 別館 1階
入場料:入場は無料です。
締 切:2019年9月20日(金)
 ※ 事前申し込みは締め切りました。
   当日受付も行っておりますので是非ご参加ください。
   
 

 痛みが長期間持続すると、痛みのことが頭から離れない状態で、こころを痛みに乗っ取られていきます。いつのまにか痛みに対して自分では、何もできないと信じている状態で、無力感が増えてきます。また、痛みが始まってから、さまざまな痛まないようにする工夫をしますが、うまくいかず、挫折を繰り返し、自己を否定するようになります。さらに、痛みそのもの強さや、それにより起こりうる問題を現実より大きく見えてきてしまい、不安や恐怖が次第に大きくなり身体的にも精神的にも追い詰められていくようになります。
 このような痛みに対する心理は、疼痛の慢性化する時に誰にでも起こる思考過程であります。この思考過程をどのようにセルフマネージメントするかが、慢性疼痛をうまくコントロールすることにつながります。このセルフマネージメント仕方を認知行動療法の手法を用いて、解消できる方法を参加された方と一緒に試みていきたいと考えております。