第21回日本栓子検出と治療学会(Embolus 2018)を2018年10月5日(金)・6日(土)の2日間の会期で、浦安市舞浜のサンルートプラザ東京にて開催させていただくこととなり、現在鋭意準備を進めております。血栓塞栓症の原因となる栓子検出と治療は、診断技術・治療手段の進歩と新規薬剤の登場により著しい変貌を遂げております。第21回学会のテーマはこのような血栓塞栓症の診断・治療の発展を認識し共有していくという意味も含め、“進化と深化”とさせていただきました。本学会では診療領域に捕らわれない多領域および多職種が集い、これまでの進化を学び今後の深化を推進し、学際的視点で血栓塞栓症の診断・治療の向上に寄与できる学会にしたいと考えております。
本学会として千葉県での開催は今回初めてであり、当大学および当院にとりまして大変光栄なことに存じております。本学会参加していただき、より多くの最新情報を得ることが出来るようなプログラムを構成いたしました。
シンポジウムは2日間で8セッションを設けました。1日目は、血栓塞栓症に関わる基礎研究の進歩、潜因性脳梗塞の診断と卵円孔開存症治療の進化と深化、Polyvascular Diseaseと栓子生成メカニズム、および心房細動治療の進化と深化の4セッション、2日目は深部血栓静脈症に対する包括的診療、変貌するカテーテルデバイス治療と新たなエビデンス、心房細動登録研究、および抗血栓治療のパラダイムシフトの4セッションを準備いたしました。いずれのセッションにおいても血栓塞栓症に関わる各方面からの現状と進歩、そして今後の進展について多くの話題が提供されます。一般演題発表と脳神経超音波検査のハンズオンセミナーを実施いたしますので、多くの皆様の登録を期待しております。さらに1日目のセッション終了後には浦安の夜景を満喫できる場所で、参加者の皆様の情報交換の場を設けさせていただきますので、奮ってご参加ください。
本学会の会場は、東京ディズニーリゾートに隣接しており東京駅からのアクセスも良い浦安市舞浜に位置しています。学会会期の10月5日、6日の翌日からは2連休でもありますので、アミューズメントパークでの楽しい一時もお過ごしいただけます。多くのことを学んでいただくと共にリフレッシュもしていただける本学会への多くの領域の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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