医療薬学フォーラム2014/第22回クリニカルファーマシーシンポジウムを、日本薬学会医療薬科学部会の主催および日本病院薬剤師会、日本薬剤師会、日本医薬品情報学会の後援により、2014年6月28日(土)、29日(日)の両日、ビックサイトTFTホール(東京都江東区有明)において開催する運びとなりました。
医療薬学フォーラムは、1985年に第1回が開催され、その後、参加者も年を経るごとに順調に増え、職種も病院薬剤師、薬局薬剤師、薬系大学の教育研究者や学生、製薬企業研究・開発・医薬情報担当者など多様となっております。昨年度の金沢市での本フォーラム参加者は1,800人を超えるに至っており、医療薬学系の学術集会としましては日本医療薬学会年会に次ぐ規模の学術集会に成長致しました。本フォーラムは、このような多職種の研究者、教育者、医療人の相互交流の場を提供することにより、基礎研究と臨床研究の橋渡しとなり、日本の医療薬学の発展に貢献してまいりました。
本年度のフォーラムでは、臨床から発信する研究を中心に、「今求められるリバーストランスレーショナルリサーチの実践~臨床から基礎へ、そして臨床へ~」をメインテーマとして、医薬品に関する臨床と基礎をつなぎ医療を発展させる研究について、御討論いただき、これからの医療薬学研究の実践と社会貢献の在り方を提言いただきたいと願っております。
本フォーラムでは、特別講演・教育講演をはじめとして、シンポジウム・ワークショップ、共催セミナーなど魅力あるプログラムを企画し、意義あるフォーラムとなります様、準備を進めております。
また、一般演題は、ポスター発表として受付け、優秀ポスター賞対象発表としてエントリーされたものの中から、厳正な審査を経て数題に優秀ポスター賞を授与いたしますので、多くの方のエントリーを期待しております。
本フォーラムのロゴマークは、フォーラムの創設者であられる堀岡正義先生とご相談致しまして、先生の御意向を汲み東京スカイツリーと浅草寺の雷門の提灯をモチーフとして作成しました。6月の東京は、梅雨の真っ最中ではございますが、東京は、2012年5月の東京スカイツリー開業、56年ぶりの2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定と都民の熱気にあふれております。
東京の地にて、おもてなしの心で、大勢の皆様のお越しをお待ち申し上げております。
医療薬学フォーラム2014/第22回クリニカルファーマシーシンポジウム
実行委員長 望月 眞弓