学術奨励賞応募

学会員の皆様方へ

 日本組織適合性学会では、若手学会員の学術研究を奨励する「学術奨励賞」を設けております。学術奨励賞は「組織適合性ならびに免疫遺伝学の分野における、秀でた学術的研究を若い学会員に奨励するために優れた若手研究者を表彰し、もって当該分野の発展に寄与する」ことを目的としております。
 つきましては、上記の趣旨に則り、2023年度の日本組織適合性学会の学術奨励賞候補者を、以下の要領で公募いたしますので、奮ってご応募ください。

学会賞・学術奨励賞について(学会ホームページ)

助成内容

 第31回日本組織適合性学会大会(第31回大会、大会長 椎名 隆)に学術奨励賞の受賞候補者として応募された一般演題の中から、特に優秀と認められた演題の筆頭演者(原則として 2023年4月1日時点で満45才以下)に学術奨励賞を授与いたします。 授与件数は、若干名(賞金5万円、あるいはそれ以下)を予定しております。

応募資格

 本学会の正会員(第31回大会までに正会員となる者を含む)であり、以下の条件をすべて満たす会員が対象となります。

  1. 組織適合性ならびに免疫遺伝学の分野に関する学術研究において、その内容が優れていること
  2. 2022年度の会費を納入済みであること、または第31回大会までに正会員として会費を納入すること
  3. 学術奨励賞を受賞した者は、原則として次年度以降も正会員を継続すること
  4. 第31回大会に筆頭演者として演題を応募すること
  5. 応募しようとする演題の内容において、応募者が中心的な役割を果たしていること
  6. 応募しようとする演題の内容が、本学会に未発表であること
  7. 受賞後にMHCへ原著論文あるいは総説を執筆できること
  8. 過去3年間に学術奨励賞を受賞していないこと
  9. 学術奨励賞の応募者は2023年4月1日において、原則として45才以下であること

応募期間

 学術奨励賞に応募しようとする会員は、第31回大会の一般演題登録開始日(2023年3月22日)から申込み締切り日(2023年5月27日)までに応募してください。

5月28日(日)以降の再々延長はございません。

応募方法

  1. 学術奨励賞応募ファイルをダウンロードして、下記の必要事項を記載してください。
    1頁目:演題名、演者(全員)、所属(全員)、および応募者(筆頭演者)の氏名、生年月日、年齢、連絡先住所、電話番号、FAX番号、e-mailアドレスを記載してください。
    2頁目以降:(1) 応募した研究の背景、(2) 応募した研究の意義、(3) 応募者の日本組織適合性学会との関わり(これまでの関わりと、今後の方針・計画など)を、項目ごとにそれぞれ300~400字程度で記載してください。

    2023学術奨励賞応募ファイル【Word】のダウンロード

  2. 学術奨励賞応募ファイルの準備が整いましたら、演題抄録ファイルと学術奨励賞応募ファイルの両方を第31回大会サイトの「演題登録」からアップロードしてください。この操作により、学術奨励賞への応募が完了します。

選考および結果通知について

 理事長、学術賞担当理事、学会賞選考委員、ならびに学術賞担当理事が選考した若干名を含む評議員によって構成される、学術奨励賞選考委員会が選考を行います。この委員会は、第31回大会で実施される各候補者の口頭発表の評価等を参考にして、応募のあった受賞候補者の中から若干名を選考し、その結果を理事長に推薦して承認を得ます。なお、応募者が多い場合は、委員会が応募書類の事前書面評価を行い、その結果に基づいて受賞候補者口演の演者を選考します。委員は密接な利害関係のある候補者の審査に加わらないものとします。選考結果は第31回大会中で公表し、表彰式を行います。

受賞者にかかる義務について

  1. 学術奨励賞受賞者は、助成が行われた研究課題に関する報告書(様式は別途通知します)を、日本組織適合性学会事務局(jimukyoku@jshi-mhc.org)宛に提出するものとします。
  2. 受賞後原則として3ヶ月以内に、受賞課題に関する原著論文あるいは総説を学会誌MHCに投稿するものとします。

助成金の使途

 使途についての制限は特にありませんが、学術奨励賞であることの趣旨をご理解のうえ、適切に使用しなければなりません。なお、学術奨励賞受賞者は使途とその内訳を前述の報告書に記載するものとします。

問い合わせ先

 本件に関するお問い合わせは、日本組織適合性学会事務局(e-mail: jimukyoku@jshi-mhc.org)宛にお願いいたします。