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日本免疫治療学会
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第24回日本免疫治療学会学術集会
第24回日本免疫治療学会学術集会

 会長挨拶

第24回日本免疫治療学会学術集会 会長 籠谷 勇紀(慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所がん免疫研究部門 教授)

このたび、第24回日本免疫治療学会(JRAI)学術集会の会⻑を拝命し、2027年6月18(金)、19日(土)の2日間、慶應義塾大学キャンパスにおいて本学術集会を開催する運びとなりました。会員の皆様ならびに開催に向けてご支援、ご尽力を賜っております皆様に、心より御礼申し上げます。

本学術集会のテーマは「免疫学における実学~基礎を知り、臨床を拓く」といたしました。本学術集会では、「実学」という言葉に主として二つの意味を込めております。

第一は、免疫学・腫瘍学研究を大きく変えつつある最新の研究技術を知り、その可能性を実際の研究に活かすことです。解析技術の進歩に伴い、研究者が扱うデータの質と量は飛躍的に増加しました。従来の仮説駆動型研究に加え、網羅的、包括的に取得したデータから新たな治療標的や治療法開発につなげるデータ駆動型研究が急速に発展しております。単一細胞解析、空間解析、イメージング、遺伝子改変技術などの研究手法を理解し、活用することは、次のブレイクスルーを生み出すうえで不可欠です。本学術集会を、最新技術とその応用例を学び、明日の研究へとつなげる機会にしたいと考えております。

第二は、免疫療法の実臨床を知ることです。がん診療における免疫療法の重要性は既に確立されていますが、さらなる適応拡大、新たな治療モダリティ開発が日進月歩で進んでいます。多くのがん種で治療の中核を担う抗体医薬品に加え、血液腫瘍を中心に発展してきたCAR-T細胞療法や二重特異性抗体も、固形がんを含む新たな領域へ広がりを見せています。これらの治療法の発展は、長年にわたる基礎研究に加えて、研究成果を患者さんへ届けるための橋渡し研究、製造・品質管理技術、実臨床における安全かつ適切な治療マネジメントの確立が欠かせません。免疫療法の臨床現場における実際を知ることは、臨床医のみならず、基礎研究者や治療開発に携わる方々にとっても、今後の研究開発の方向性を考える貴重な機会になると考えております。

本学術集会では、基礎研究者、臨床医に加え、研究機器、試薬、製造技術、創薬および細胞・遺伝子治療の開発に携わる企業の皆様が交流し、免疫学研究と免疫療法の将来をともに考える場を目指しております。また、次世代を担う若手研究者や医療従事者が、最新の知識と技術に触れ、新たな研究や連携を生み出す機会となるよう、充実したプログラムを企画してまいります。

多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。

第24回日本免疫治療学会学術集会
会長 籠谷 勇紀
慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所がん免疫研究部門 教授

【運営事務局】

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