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この度、第29回日本産業ストレス学会の大会長を仰せつかり、2022 年3 月25 日(金)~26 日(土)の2 日間、ウインクあいちで開催させていただくことになりました。
愛知県での開催は、2006年第14 回大会以来15 年ぶりとなります。
伝統ある本学会の中でも初めて現場の産業医と保健師で主催させていただけることは誠に光栄に存じます。 |
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この間、産業構造の変化、働き方改革など大きく社会環境が変化する中で、産業現場ではさまざまな課題の解決に向けて効果的な産業ストレス対策の実践が求められてきました。
従来のうつ病を中心とする疾病対応中心の対策に加え、現代型うつや適応障害、発達障害など、求められる対応も複雑化しております。その他、最近では新型コロナウイルス感染拡大による影響は大きく、日々刻々と感染拡大防止対策が強化される
中で、働き方や生活が大きく変わり、これまで誰もが経験したことのない状況において、様々な不安やストレスへの対策が求められています。 |
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このような新型コロナウイルス感染症関連対策を含め多様化、複雑化している課題を解決していくためには、多職種間での連携が重要となりますが、一方で同じ目標に向かって共同(協働)で取り組むには、まだまだ乗り越えるべき困難が多いのも現状でしょう。 |
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そこで今回のテーマは、「現場から発進!明日へつなぐ~チームで進める産業ストレス対策~」と掲げました。
第29回学会では、産業現場でのストレス対策最前線について、より実践的な内容を意識し、様々な職種、立場の方々と学び、語り合い、交流することで、最新知見が共有化され、ウイズコロナ・アフターコロナへと未来に向けた取組の活性化へとつながる大会としたいと思います。 |
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最後に、先行きが見通せない中ではありますが、少しでも安心してご参加いただける現地開催を目指し、開催時期を例年の12 月から3 月へと延期いたしました。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。 |