第22回日本小児心電学会学術集会
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 このたび第22回日本小児心電学会学術集会を2017年11月24日(金曜)・25日(土曜)、阿波観光ホテルで開催させて頂くことになりました。このような機会を頂きまして大変光栄に存じます。皆様方のご協力をいただきながら、魅力ある学術集会となるよう精一杯努力する所存です。どうぞ多くの先生方々にご出席頂きますようお願い申し上げます。

 徳島は四国の片田舎であり、来県されたことが無い方も多いでしょう。どうぞ、この機会においでて下さい。空港を利用される方は、徳島阿波踊り空港からバスで徳島駅・会場まで30分です。また、高速バスを利用して新神戸駅や大阪駅から各々2時間、2時間30分ほどで会場前に着きます。淡路島と鳴門海峡を眺めながら会場へお越しください。

 今回で第22回を迎えました本学会ですが、とくに近年、小児心電学の分野は専門性が高く、飛躍的な進歩が認められます。遺伝性不整脈の診断、カテーテルアブレーションの成績、デバイスの発達、薬物治療の進歩などについては異論の無いところでしょう。しかし、心電学の重要性はそれらの領域に限られるものではなく、心臓全体を見渡す基本になるものです。心電現象の理解を懐に携えて、いかに臨床に切り込むか、いかに心電学的に考えて診療に役立てるかというところにも心電学の意義があるのではないでしょうか。つまり、心不全における電気的リモデリングとリバースリモデリング、左右心室の収縮能・拡張能と電気生理、電気生理を念頭においた手術手技、術後症例における長期予後と心電図所見の関連など、小児心疾患を見つめるには心電学的思考が必須ではないかと考えられます。このような意味合いを込めて、本大会のテーマは「心電現象を究める。小児循環器学を深める。」と致しました。いろいろな角度から心電現象と小児循環器疾患に対する議論を深めたいと考えております。

 第22回学術集会を、皆さんが日々情熱を持って取り組んでいる研究成果を発表する場として、さらに将来を展望する良い機会として頂ければ幸いです。
多くの皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。

平成29年1月