第58回日本卵子学会学術集会
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この度、第58回日本卵子学会学術集会を担当させていただくことになりました国立成育医療研究センターの齊藤英和です。歴史ある日本卵子学会の学術集会を、平成29年(2017年)6月2日(金)、3日 (土)の日程で、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにおいて開催できますことは、身に余る光栄と存じております。当学会を担当させていただきますのは、私の恩師であります廣井正彦教授が平成4年(1992年)に第33回哺乳動物卵子学会(本学会の前身)を開催させていただいて以来となります。今回25年ぶりに開催を私がお世話させて頂くことになり、関係者一同大変嬉しく思っているところであります。
 日本卵子学会は、昭和35年5月に哺乳動物卵子談話会として発足し、数回の名称変更を重ね、平成25年4月には現在の日本卵子学会に改称するとともに、平成25年11月には一般社団法人として法人格を取得しました。また当学会は、基礎の研究者と臨床医師とが一堂に会し、議論するという特徴ある学会で、2,000名以上の会員を擁しております。ヒトと動物の生殖に関する基礎研究とともに、体外受精などの生殖医療に関する臨床研究についても、我が国の生殖に関わる研究を牽引するとともに、生殖補助医療胚培養士および管理胚培養士の資格認定も行い、生殖補助医療の発展にも多大に貢献しております。
 今回の学術集会では、この学会の特徴ともいえる基礎から臨床までの幅広い領域で、様々な視点から参加者にご討論いただき、我が国の生殖に関わる研究の進展とともに、生殖補助医療の発展し、かつ次世代が継承しさらに発展していただけることができればと願っております。そのため、神秘なる卵子の世界を切り開く次世代を育成し、彼らの創造する新たなる生殖医学・医療に大いなる期待を込めて「Re-Production」というテーマを設定させていただきました。特別講演、シンポジウム、胚培養士セッションの他、ランチョンセミナーも実施する予定で、関係者一同鋭意準備を進めているところであります。
 最後になりますが、沖縄を会場とした理由は、親友の一人であり、本大会の幹事を引き受けて下さった佐久本哲郎先生の長年の交流があったからです。沖縄は、季節がら観光にも最適な時期であり、レンタカーをご利用していただければ、容易に多くの観光地に到達できます。本学術集会に参加された皆様の研究・医療がさらに発展するとともに、日頃のお疲れを癒す場として少しでもお役に立てばと願っております。
是非、多くの皆様に沖縄にお出でいただけますようお願い申し上げます。

第58回日本卵子学会学術集会長 
齊藤 英和(国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター・不妊診療科)