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「ようこそ浜松へ」

この度は、第32回日本眼腫瘍学会と第29回日本眼窩疾患シンポジウムの共同開催学会にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。眼腫瘍学会の辻会長とともに、微力を尽くさせていただくことになりました。責務の重大さに身の引き締まる思いを禁じえません。

 

浜松という地は、中村泰久先生が1988年(昭和63年)に聖隷浜松病院 眼形成眼窩外科を設立されて以来、文字通り眼腫瘍や眼窩疾患を扱う専門地域として、その名を全国の眼科医に広く認知されるに至った地であり、この地で、しかも2つとも同時に開催させていただくこと自体名誉なことだと感じております。

 

そもそも本2学会とも、発表はもちろん、忌憚なく質問や意見を言い合える数少ない学会ですので、大いに喧々諤々騒いでいただけるようスケジュールを組ませていただきました。
また、特別講演は、認定遺伝カウンセラー 田村智英子先生による欧米と我が国の遺伝性腫瘍のサポート体制や眼腫瘍関連の話題について、遺伝の専門的立場から腫瘍を考えるお話をしていただく予定です。

 

何分手作り感満載の小規模学会ではございますが、ご参加の皆様にとって、素晴らしく実りのある3日間を過ごしていただけますことを、主催者一同心より願っております。
最後に、今後眼腫瘍学会および眼窩疾患シンポジウムの両会が、更なる発展をし、「世のため人のため」となることを祈念して、挨拶の言葉とさせていただきます。