このたび、2016年8月26日(金) ～27日(土)に開催されます第43回日本マススクリーニング学会学術集会会長を務めさせていただくこととなり大変光栄に存じます。会場を札幌市の大通公園にほど近い『ホテルさっぽろ芸文館』とし、その準備を進めさせていただいております。
　日本マススクリーニング学会は昭和48年に発足した代謝異常スクリーニング研究会を前身とし平成2年には研究会から学会へと発展しました。学会会員数は約600名を数え、小児科、産婦人科などの臨床医だけでなく検査診断技術の開発と改良に携わる基礎医学、公衆衛生、臨床検査等の様々な分野の研究者・技術者の集団です。
　新生児マススクリーニング検査は放置すれば重篤な障害を引き起こす病気の早期発見・早期治療を可能とし、多くの子ども達が健常に社会へ巣立つことを可能としてきました。
　第43回学術集会は『こどもの夢を叶える健やかな成長を支えよう』を基調テーマとし、プログラム委員の皆様のご意見を伺いながら一般演題、特別講演、教育講演、シンポジウムなど充実した学術集会になるように全力を尽くして参ります。
　8月の札幌はそろそろ秋の気配を感じる頃で抜けるような青空と清々しい空気、そして緑豊かな近郊の山々を展望できるすばらしい季節です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。