謹啓
時下、皆様には、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
この度、第15回日本成人先天性心疾患学会・学術集会におきましては、格段のご高配、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。お陰さまで、466名(医師338名、多領域専門職67名、企業21名、学生・患者さん17名、その他1名)のご参加があり、市民公開講座にご参加の皆様を加えると500名を超えました。また書籍販売や企業出展も4企業、1団体にご協力いただき盛会に終えることができました。
各分野のエキスパートによるRoundtable discussionをはじめ肺高血圧治療の最前線、新しい診療体制の取り組み、移行期の諸問題などの企画には多くの皆さんのご参加をいただき、英語、日本語を問わず活発な討論が交わされました。また長期遠隔期の諸問題や妊娠、出産などこれまで繰り返し取り上げてきた分野でも今後につながる幅広い議論が展開されました。
本学術集会のテーマに掲げました”Accumulations and advance −新たな診療指針の展開をめざす−“は多くの優れたご発表と質疑応答の中でかなりのレベルで達成されたと感じております。皆さまのご協力に深謝いたしますとともに、多々ありました不備の点、どうぞご容赦いただきますようお願い申し上げます。
今後とも本分野の充実、発展を願いますとともに、皆さまのますますのご活躍を心よりお祈りいたします。
謹白 |