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 2018年9月14日・15日に千葉県で第21回日本薬物脳波学会学術集会を開催させていただく栗田 正と申します。このような機会を与えていただいた学会理事長木下利彦教授および、理事・評議員の先生方に心より御礼申し上げます。
 まず初めに、学会会場がこれまでご案内していた鴨川グランドホテルからホテル改修工事のため南房総市のホテル&リゾーツ南房総(旧南房総富浦ロイヤルホテル)に急遽変更されたことをお詫び申し上げます。他県の先生方から見れば、どちらも房総半島の南に位置し同じような印象をもたれるかもしれませんが、前者は房総半島の南東側に位置するのに対して後者は半島の南西側にあります。何よりも今回のホテルは大房岬という東京湾に突出した小さな岬の山頂に位置し、海と森に囲まれたまさにリゾートホテルと呼ぶにふさわしい素晴らしい環境の中にあります。ただ、鴨川のような様々な観光施設は周囲に無く、先生方は終日自然の中で学問に集中できることと思われます。
 薬物脳波学は、そもそもは向精神薬が中枢神経に及ぼす作用を脳波により評価し、その変化と臨床効果との関係を解析することから始まりました。しかし、近年の急速な神経科学の進歩とともにその領域は大きく拡大し、研究対象は認知症を含む各種精神・神経疾患、小児疾患と多岐にわたり、検査法では脳波マッピング、事象関連電位P300、ミスマッチ陰性電位N200、脳磁図、光トポグラフィー(NIRS)、機能的MRI、さらにはネットワーク解析と幅広く網羅されるようになりました。本学会の学術集会でも毎年新しい検査法、新しい薬物を用いた知見が報告されています。こうした動向を踏まえ、今回のテーマを「21世紀の薬物脳波学 -新たな脳機能の解析と治療をめざして-」とさせていただきました。
 私は2007年に第10回学術集会を開催させていただきましたが、当時は諸般の事情により本学会の「伝統」からはずれて都内の大学講堂を会場としてしまい、もし将来再び機会を与えていただいたら名誉挽回したいと常々思っておりました。今回、千葉県で開催させていただくに当たり、皆様が気持ちよく過ごすことの出来る場所として、南房総を選びました。房総半島の素晴らしい自然を十分にお楽しみいただけるものと確信しています。
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
 
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