この度,第16回日本薬物脳波学会学術集会を主催させていただくことになりました.小生にとって本当に愛着のあるこの学会も,はやいもので第16回を迎えます,この会を開催させていただくことを事務局長の渡邉由佳講師をはじめ教室員一同と共に大変光栄と感謝しております.
本会は,脳波,とりわけ脳波により薬物の効果をみるという,近年は忘れられがち,しかし,本当は重要なことは誰もが認識している学術的に重要な集会であり,今回はそのテーマを「脳波学NEXTSTEP~我思う,ゆえに脳波あり~」とさせていただきました.
本会の主眼はさておき,この会のもう一つの目的に同好の志をもつ者の懇親,「楽しく語り合う」という大事なことがあります.この目的を達成するためもあり,今回の会は(一応)リゾート地と知られる栃木県那須にある,リゾートホテルラフォーレ那須で行開催させていただきます.会期は2013年7月12日(金)~13日(土)です.
特別講演では、ニューヨークで活躍されながらこの20年以上われわれと共に歩んでこられたCenter of Excellence State University of NewYorkの Ivan Bodis-Wollner教授と本学会理事長の関西医科大学精神神経科の木下利彦教授にお願いしました.さらに,この学会の未来を担う若手のシンポジストとして自治医科大学とちぎ子ども医療センター 門田行史先生,東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科 廣瀬有香先生,関西医科大学精神科 北浦祐一先生,杏林大学精神科 鬼頭伸輔先生そして獨協医科大学神経内科 高嶋良太郎先生に薬物脳波学の最近の動向についてシンポジウムを予定させていただいています.最近の薬物脳波学の動向を背景とし,幅広いかつ非常に興味深い,最新の疾患や病態解明についてのご講演が聴ける場になったと考えておりますが,なにより大切なのは,皆様の演題発表であります.ぜひ,皆様のご演題の登録お待ち申し上げております.多くの方のご演題登録を心よりお待ち申し上げております.
なお,懇親会は昨年の亀井会長の東京での開催のような,大都会のプールサイドでスパークリングワインを片手にとはいきませんが,森に囲まれたリゾートでも有数のイタリア料理店で皆様とともに語らい,楽しみたいと考えております.皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております. |