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 この度、第24回神経救急学会学術集会を大阪にて開催させていただくにあたり、ご挨拶させていただきます。
本学会は、発足当初から既存の領域をこえた“神経疾患の救急医療”を広い視野から検討しあう勉強会として回を重ねてきました。これまでも整形外科や眼科・耳鼻科などの他診療科の先生方にも数多くご参加いただき、数々の貴重な症例を勉強する機会を与えていただきました。

 今回のテーマである「多様化する神経救急の初期治療」は、より多くの診療科の先生方、特にこれまでは症例を共観する機会の少なかった小児科や産婦人科の症例からも、初期治療のポイントを学べたらとの意図で企画いたしました。一臨床医として期待しています。日本全国において臨床医(なかでも救急診療に携わる医師)不足が問題とされているなか、救急医や脳神経外科医・神経内科医が神経救急の初療を担っているのが現状かと思います。しかし、小児科や産婦人科領域の神経救急疾患に遭遇し、専門医が同伴しない場合、私たちはどう対応すべきなのでしょうか。救急初療に携わる以上、あらゆる臨床例に対処する知識と技術が要請されます。今学会では、あらためて救急医の原点に立ち返り、今後更に多様化する神経救急の初期治療に適切に対応できる基礎力を得ることを目指したいと思います。

   また、最近では、医師のみならずチームワークを形成する他の職種の参加も見受けられるようになりました。今回も、医師以外の職種の方々の発表はもちろん、単純なご参加も含め大歓迎いたします。

 会場は、大阪(西梅田)駅前というアクセスのよい場所で、リニューアルされた真っ白く眩いようなホールです。是非とも来場いただき、気持ちの良い空間で、実践に役立つ充実した知識を得る時間をご一緒できることを楽しみにしております。

第24回 日本神経救急学会学術集会
当番世話人 奥 憲一
(阪和記念病院 副院長)