第６回日本臨床医療福祉学会

会長挨拶

この度第６回日本臨床医療福祉学会の会長を仰せつかり、大変光栄に存じております。本学会名は、第５回まで「日本神経疾患・医療福祉従事者学会」としておりましたが神経疾患のみならず更に幅広く医療福祉が連携、研究、協働、そして、法人化をめざし、改称しました。この記念すべき第６回学会を、はじめて福祉の立場で主催させていただきます。
開催にあたり会員の先生方ならびに関係各位には多大なご支援、ご指導を賜り、心より感謝しております。

本学会を平成20年８月30日（土）にテーマを“医療と福祉のあらたな架け橋の構築をめざして 〜真のシームレスケアの実現〜”と掲げ、米子コンベンションセンターと米子市文化ホール（鳥取米子市）において開催します。
会期前日の平成20年８月29日（金）には、市民公開講座として、「看取り〜高齢者からいのちのバトンをうけついで」と題しまして柴田　久美子先生　（看取りの家なごみの里代表）にご講演いただきます。

翌、８月30日（土）の本学会は特別講演として４人のご高名な先生をお招きします。
慶應義塾大学大学院　経営管理研究科　教授 田中　滋先生、鳥取大学医学部附属脳幹性疾患研究施設　脳神経内科部門　教授 中島　健二先生、医療法人社団輝生会　初台リハビリテーション病院　理事長 石川　誠先生、厚生労働省の方々であります。

シンポジウムは、「急性期から在宅まで〜シームレスケアを考える〜」）をテーマと致し、座長：信友浩一先生　九州大学大学院医療システム学教室教授、シンポジストは日本看護協会副会長　聖路加看護大学学長　井部俊子先生、国際医療福祉大学付属三田病院　副院長武藤正樹先生、ささえあい医療人権センターCOML理事長　辻本好子先生、厚生労働省の方々を予定しています。

学会員のみならず医療福祉従事者、患者さん、ご家族、市民など一般の方々にも積極的に参加できる企画とし、学術的交流の場として、そして医療福祉全体の連携の場となる大会を創り上げたいと思います。多くの方々の積極的なご参加を期待しております。皆様にとって第６回日本臨床医療福祉学会が臨床ならびに研究の上でさらなる発展に向けた意義のある会となることを期待しております。

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