HOME
会長挨拶
開催概要
演題登録
演題採択一覧
指定演題登録
乳がん検診研究部会シンポジウム公募
プログラム・日程
参加者へのご案内
座長・演者へのご案内
甲状腺ハンズオンセミナー
委員会日程
会場案内
託児のご案内
宿泊案内
ポスター・チラシ設置申込
リンク
 
 
 
 

 この度第44回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会(JABTS44)の会長を拝命しました奈良県立医科大学附属病院総合画像診断センターの平井都始子です。JABTS44開催にあたり一言ご挨拶させていただきます。
 2020年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、観光地である奈良も混雑が予想されます。そこで例年より少し早い2020年(令和2年)4月4日(土)、5日(日)に奈良春日野国際フォーラムでJABTS44を開催させていただくことに致しました。奈良春日野国際フォーラムは奈良公園の中にあり、大仏で有名な東大寺に近く、周辺では鹿が草を食み、能舞台を有する施設です。今回能舞台も会場として使用する予定です。
 奈良は日本で最初に都がおかれた地であり、東大寺は国家の安寧と国民の幸福を祈る寺であるとともに仏教の教理を研究し学僧を養成する初めて国が創った学問の寺でもあります。高野山を開かれた弘法大師も東大寺で勉強されたそうです。古都奈良で、新たな気持ちで乳腺甲状腺や体表臓器の超音波医学を一緒に学び、大いに討論していただきたいと思い、テーマを「古都(なら)から始めるコトはじめ」としました。超音波技術の進歩は目覚しく、Bモード画像の向上だけでなくカラードプラ法、エラストグラフィ、造影超音波などの技術により詳細な血流や硬さの情報が簡単に得られるようになってきました。これら日本発の素晴らしい技術を、是非実際の診療の場で十分に活用していただきたいと思います。そこで「フローイメージング コトはじめ」、「エラストグラフィ コトはじめ」、「皮膚科エコー コトはじめ」など、基礎から実際の手技や診断のポイントまでを学べるような企画を考えています。また、超音波診断の進歩には一つ一つの症例を大事に検討することが重要だと思います。特殊な珍しい症例でなくても超音波画像と他のモダリティや病理と対比して検討した症例報告もたくさん応募していただきたいと思います。 
 タイミングが良ければ桜が咲く春爛漫の奈良公園も楽しんでいただけると思います。是非多くの先生方の参加をお待ちしています。