ようこそ、第３０回日本DDS学会へ。第３０回日本DDS学会は、「温故知新DDS—３０年の歴史と未来—」を主題に掲げて、７月３０日と３１日の両日、慶應義塾大学芝共立キャンパスで開催することになりました。
日本DDS学会はめでたく３０回大会を迎えました。発足当時は一部の研究者だけで通用したDDSという言葉は今では一般の方にも広まり、改めて３０年の歴史と本学会が果たした役割の大きさを感じます。
本学会では、３０回大会を記念し、学会発足当初からのメンバーであり、理事長経験者でもあります、橋田充先生、岡野光夫先生にDDS学会の歴史を振り返って頂きます。一方、これからの本学会を担っていく若手の研究者に最先端の研究と、これからの DDS学会の展望を発表して頂きます。
特別講演では、産業総合技術研究所の夏目徹先生をお招きし、創薬のための分子プロファイリングに関する最近の研究成果をご発表頂きます。さらに、ケミカルバイオロジーの第一人者でかつ、我が国のアカデミア発創薬をリードされてきた、東京大学の長野哲雄先生をお招きし、大学発新薬創出に向けたオールジャパン創薬探索拠点と題してご講演頂きます。
また本学会では、日本発のDDS創薬を活性化するために、企業とアカデミアのマッチングのための企画を催します。企業からは創薬に必要なDDS技術を、アカデミアからは企業に使用して貰いたいDDS技術を発表してもらう企画です。他にも、2つのシンポジウム、5つのワークショップを開催します。尚、全てのシンポジウム、ワークショップには公募枠を設け、皆様に積極的な応募をお願いしています。
皆様のご参加、ご発表を心よりお待ちしております。