開催概要 (On-demand形式での開催)

現在、米国において認知行動療法は、不眠症に対する標準治療に位置づけられています。
慢性不眠障害(原発性不眠症や精神生理性不眠などの一次性不眠症、ガンや疼痛、うつ病に伴う二次性不眠症を含む)、高齢者の不眠症、睡眠薬長期服用中の不眠症などに対する有効性が指摘されており、最近の研究では、認知行動療法による不眠症状の改善に伴って、(1)うつ病の中核症状、(2)ガン患者の疲労感の軽減をもたらすこと、(3)認知行動療法が睡眠薬の減量を促進すること等が示されています。
このワークショップでは、不眠症に対する認知行動療法の理論と効用について解説するとともに、中核となる技法を実習します。

【ベーシックコース】

オンデマンド配信で実施いたします。

目 的

CBT-Iの基礎理論の理解と基礎技法の習得

対 象

CBT-Iに興味を持っている人・定員100名

受講期間

2025年11月11日(火)~ 2025年12月8日(月)

料 金

8,000円(消費税10%込)

教 材

不眠症に対する認知行動療法マニュアル
(日本睡眠学会教育委員会編、金剛出版、2020年)
※予め必ずご購入の上、ご参加ください。

プログラムおよび講師

挨拶:田中 秀樹(広島国際大学 健康科学部心理学科)

  1. 『CBT-I総論とアセスメント』

    岡島 義(東京家政大学 人文学部)

  2. 『睡眠教育・睡眠衛生指導』

    田中 秀樹(広島国際大学 健康科学部心理学科)

  3. 『睡眠スケジュール法、睡眠薬の使用方法』

    岩下 正幸(東京慈恵会医科大学 精神医学講座)

  4. 『漸進的筋弛緩法』

    太田 真貴(鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学専攻)

  5. 『治療(指導)の実際-導入から終結まで』

    綾部 直子(秋田大学 教育文化学部地域文化学科)

注意事項

1)本セミナーは、アクセスログと確認テストへの回答により受講を確認します。
2)各講演には確認テスト(2問)がありますので、必ず解答してください。
3)アンケート(本セミナーに対する評価)がありますので、ご回答をお願いします。
4)全講演の視聴状況、確認テストの解答、アンケートへの回答が確認できた方は、修了書が視聴システム内にてダウンロードできます。

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